2005/10/10

ピックアップの配線改造週間最終日

ギターを改造しましょう週間最終日。
テーマは「SGのピックアップにシリアル-パラレル-タップ2本同時切り替え用のロータリースイッチを取付けましょう」。
因みにこのSGは以前からリアのトーンポットを外してタップスイッチが取付けてあった。
その前はシリアル-パラレルの切り替えスイッチを付けていたのだけれど。
そのタップスイッチを今回3アクションのロータリースイッチに交換してしまおうと。
それからこういうスイッチ類は、楽器屋で買うより電子パーツショップで買った方が1/3(ギターによく使うもの)~1/10(ギターには珍しいもの)くらいの値段で手に入ることが昨日判明した。

序でに言っておくと、トーンポット(に付いているコンデンサ)は外すだけで大分音が変わる。ギブソンに特有の鼻をつまんだような中域が強調された艶々な音が好きな人は外さないようにしましょう。逆にもっとビリビリしたハイまで出したい人は外してしまいましょう。
付けておけば艶とガッツがある感じに。外せばギンギンアグレッシブな感じに。
私のようにSGみたいな生音からして中域強調型のギターを使っている場合は、外してしまえば、まあどこでも使いやすい音にはなるかと。まあ私のアンプのセッティングに関しては、殆どの場合ハイを削るのだけれど。然しエフェクターを通す前でハイを落とすのとアンプで落とすのでは出音は全然違ってくる。その辺はお好みで。
私の感覚では、トーンポットを付けてハイを落とした方が艶やかな感じは出るが、アンプで弄った方が飽和感のある音を作り易いような気がする。
私の場合は、リアではもっとハイが出て欲しかったしリアのトーンポットは殆ど使った例しがなかったので、リアは外している。フロントはピックアップの特性上(ダンカンのJazzはかなりハイが出る)、これ以上ハイが出る必要がなかったし、トーンポットは結構使うので外さないでいる。

で、元々トーンポットがあった場所にできたスペースに、今回はロータリースイッチを取付けてやろうと。

まあタップもパラレルも以前使ったことがある音なので、別段新しい訳でもなく。
でもまあどちらもすぐに切り替えられるというのは魅力。
因みにパラレルの音ってのは、多分グレッチのフィルタートロンがパラレルだたと思う。あの、ブライアンセッツァーのに付いてるやつ。ジェットとかによく付いてる黒いシングルのじゃなくて。違ったかな?まいっか。実際音は全然違うんだろうし。
センターがリバースでないストラトのハーフトーンとかムスタングの両方のスイッチをフェイズアウトさせずにオンにするのも、回路的にはパラレルみたいなもん。
然しピックアップ同士の距離がパラレルの場合は近いので、音は一寸違うが。
まあ音的には、「ノイズの無いシングル」と言った方が近いかも・・・。じゃあタップ要らねーじゃんって話になるなー。
でもタップとパラレルはやっぱ一寸、質感が違うからなー。説明し難い。シングルとハーフトーンの間みたいな音?

それから、「回す」という動作は、瞬時に切り替えたいときなど、思ったより時間がかかって手間取ることが解った。
矢っ張りスイッチはトグル式の方がやり易い。
然し見た目は、こっちの方が格好良い。
私はガスの元栓に付いているようなノブを付けている。
なんかカチカチできそうで、機械っぽくて格好良い。