2004/10/19

絶大なる効力を持つ逃避方

起きて暫くすると未来に襲われたので、寝ることにする。
寝ていると、友人から電話が。
「土曜日サッカー(試合っぽい)すんでー。朝十時、岸和田に来ーい。」
私の運動能力の無さをナメて居やがる。
私の運動能力は50メートルダッシュ一本分にも満たない旨を伝えるが、それでもいいとのこと。
仕方無く承諾する。
脛の筋肉でも慣らしておかなくては。

腹は減っていないがエネルギー補給の為、カップ麺のグータを喰う。
神経の所為で不味く感じる。

起きあがってギターを片手にミューズ(音楽の神)が降りてくるのを待っていると、何かの間違いで、再び未来が襲いに降りてくる。
今の私に戦って勝てるだけの精神力は備わってないので、暫くジャズもどきっぽいものでも弾いて堪えるが、酷くなりそうになったので、今からドリエルを飲んで寝ることにする。

「眠りは死よりも愉快である。少なくとも容易には違いあるまい。」(芥川龍之介、『侏儒の言葉』)