2010/03/14

梶井

基次郎の冷えて乾燥した視野を共有し、対象の無い不安か何かで呼吸が速くなる。
参ったな。
或はこの気持ちは美しいものを何か見たときに出る溜息のようなものかも知れない。
まあ色々含まれているんだろう。

嫌いじゃない。
割と好きだ。

春の陽の光でもあれば、私ももう少し色々がんばれる気がする。


舌が肥大している気がする。
収まり切らない。
口を閉じると喉が締まるように感じる。
口を大きく開けて舌を突き出してみるとなんだか楽になったような気がするが、ずっとそうしている訳にもいかない。
舌を突き出しながら嘔吐しない程度に舌の根本の方を指で触ってみると苦みを感じた。