2005/06/06

ジン

呑み過ぎた。
グラスが美しかったので、つい、ジンを注ぎすぎたのだ。
血圧が上がって、息苦しくなった。
未来が私を不安にした。
二度と目覚めないことを願って床に就いたが、願いは叶えられなかったようだ。

誤って、ペットボトルに入った、濁って腐った茶を飲んだ。
酷い味がした。

起きても脳にかかった靄が一向に晴れないので、何も出来ず、京極夏彦ばかり読んでいる。
彼は、話の流に精神分析的なテーマを組み込むことが好きみたい。
そのおかげで、物の怪話に説得力を持たせたり面白味を加えたりすることに成功している。