2009/06/26

トランジスタ

雨、降らないなあ。


富士通か東芝かどっかがイケてるトランジスタか何かを開発して、そいつを使って電源をかなり小さくできるらしい。
うろ覚え。
いやあ、こいうのを待ってたんだよ。
ACアダプタって、なんであんなに大きいのやろうと、日頃から疑問に思っていたんだ。
アレをもっと小さくするヤツが出てきてもいいんじゃないかと。

ノートPCにAC100V用のケーブルを差し込むだけで使えるぐらいになると、一部の人々の生活スタイルが変わりそう。
序でにノートPCが500g程度の重さになったら多分結構な人のが変わるんじゃないかと。
あと無料或は精々月額1000円までで、携帯並みのエリアでWi-Fiクラスの速度のネットワークが使えたら。
この三点が近い将来に実現されたら、人のライフスタイルは大分変わるだろうと思う。

まあ仕事するのにオフィスが無くなる、という程ではないだろうけど。
相変わらず一ヶ所に集められて番号タグを首にかけられて管理されても特に何とも思わないんだろうけど。
「効率」とか「普通」とか。
ああ、はいはい、ハッピーハッピー、君はそれでハッピーなんだったね。

ダブダブのやたらと高価な制服を着せられていた中学生の頃までは、ミスチルを聴きながら、大人になれば皆誰でももう少し管理から自由になるものだし、誰でもそうなろうとするものだと勘違いしていたものだ。
ギンギンの高校生の時分には多少世のことも知って絶望したい気分にもなったものだが、まあ今では歳食って多少落ち着いたのか、絶望するのが馬鹿げていることぐらいは理解できる。
我々は未だ幾つかのキモとなる自由を捨て切ってはいない。
それは、胸を張っていいと思う。

まあここのところ、表現の自由は、仮想と現実だとか、統計と思い込みだとか、只の悪趣味と規制すべきものとか、色んなことを区別できない人達の手によって、或は表現の自由から安易にも遁走してきた表現者自身によって、或は昔ながらの単に利権をガメたい人達によって、そろそろかなりヤバくなってきたけど。