2014/09/28

ES-339のブリッジをGotoh製に

ES-339。
ブリッジをABR-1からGotohのナッシュビルタイプのに替えた。
特にコレといった理由は無いんだけど。
音的には特に問題を感じてた訳ではなかったし。
今まで着けてたABR-1のは5、6弦以外の駒をGraphtechに交換してて、駒のネジ留めワイヤーは外して代わりにロウを垂らしてネジ抜けと共振を防いでたんだけど、オクターブチューニングの度にロウ留めすんのが面倒だったといば面倒だった。
あと私のES-339はブリッジが一寸ネック寄りらしく、3弦と6弦がABR-1のブリッジ駒調整幅ギリギリだった。

ナッシュビルタイプの一番悪いトコは駒に溝が最初から入ってるとトコだ。
溝は入れて要らんねんけどなあ。
自分で自分の好い所に溝を切りたいのです。
弦が丁度リアピックアップのポールピースの中心を通るように、とかあるのです。
最初から入ってる溝を無視して溝を切ってもいいんだけど、そうすると溝が2本入って弦交換の時面倒臭かったり、溝が重なったりして厄介なのです。
なんでナッシュビルタイプのはみんな最初から溝が入ってんのやろう・・・。

買ってきたのはブリッジの駒の調整幅が広い、太さ14mmの幅広タイプ・・・だけど駒の向きは2、3、5、6弦を逆向きにしなければならなかった。
Gotohのナッシュビルブリッジは駒のネジのナットのネジロックが強力過ぎなんだよなあっ!くそうっ!
なんだコレ、エポキシか何かか?もうちょい弱いネジロックで良いと思うんだけどなあ。
アルコールを垂らして暫く待ってからネジを外すと多少マシな気がしたけど気の所為かも知れない。
とても頑張ってナットを外し、駒を逆付けする。

ブリッジポストはそのままだけど、Gotohのヤツの方がポスト穴が少し大きめなんで、横穴を空けてタップ切ってイモネジを仕込んでポストに固定するようにした。
こうしとけばブリッジ本体が動いてオクターブチューニングが狂うことを避けられる。
但イモネジを締め過ぎるとポストのネジが潰れるし緩過ぎても振動でイモネジが抜けるだろうし、加減がムズい。
こういうときにネジロックを使うんだよ。ユルいヤツをな!

交換作業を終えてパッと弾いてみると、やっぱ多少音は変わってしまっている。
まあ元の駒がGraphtechだったし。
ブリッジ自体もポストに固定してしまってるし。
全体的には、ボディ鳴りの成分が増えた感じか。
只ボディを鳴らせばいいというものでもないんだよな。
テイルピースの高さを上げ下げして好みの音に調整する。
以前は低音弦側を下げて高音弦側を結構上げてたんだけど、今回低音弦側を結構上げたので高音弦側との高さの差が少なくなった。

あと、今までリアピックアップ用のエスカッションはESPの背の高いヤツを使ってたんだけど、それだと背が高過ぎてオクターブチューニングのネジを回すときドライバーに干渉して回し辛い。
なのでESPのフロント用背の低いのエスカッションを買ってきてリアに取り付ける。
そうするとリアピックアップが飛び出て見えて、コレはコレでアリ。
ドライバーも入る。
あとブリッジミュートの時とかエスカッションに手が当たらなくなって多少弾き易い気もしないでもない。
でも、今までもそうだったんだけど、ESP製のエスカッションだと弾いたとき振動でビビるんだよな。
設計とか加工精度が悪いとかそういうことじゃないと思うんだけど、ホロウギターだと何か丁度悪いトコに入っちゃうんだろうな。
一寸素材が柔らか過ぎるのかも知れない。
なのでGibson純正のリアの背が高過ぎないヤツを買い直そうかと思ってるところ。

まあそんな感じで。