2020/04/05

Danelectro DC59 Shorthorn Mod: Parallel / Series も切り替えたい編

Danelectro DC59 Shorthorn。
フロントピックアップを逆巻逆磁にしたり、DPDT のミニスイッチを付けてリアピックアップのフェイズスイッチにしたりしてた。
けど他の接続も試したくて、ピックアップセレクターを Gibson とかの ON-ON-ON タイプのに交換してミックス時に2つのピックアップがパラレルになるようにして、ミニスイッチでシリーズ接続に切り替えられるようにしたりして遊んでた。
因みにこの場合、ミニスイッチを ON にするとピックアップセレクターがどの位置にあっても強制的に2つのピックアップがシリーズ接続になる。
これが一寸不便なんよね。

ピックアップセレクターが元の ON-OFF-ON タイプのヤツのときも Gibson とかの ON-ON-ON タイプのヤツでも、DPDT のミニスイッチ一つだけで、ミックスポジションのときだけパラレル/シリーズ接続を切り替える、みたいなことができなさそう。
パラレルの音もシリーズの音も両方気に入っているのでどっちも使いたいのだけれど、もうちょい便利にならんもんかと。
一応、一般的なテレキャスの2回路3接点のヤツなら、DPDT のスイッチ一つでミックス時のみのパラレル/シリーズの切り替えができないではない。
或は最近のテレキャスはピックアップセレクターが2回路4接点になってるヤツがあって、それで リア-シリーズ-パラレル-フロント と切り替えることができるようになっているので、同じものを載せてもいい訳だ。
そうすればミニスイッチが余るので、フェイズスイッチに割り当てることができる。
でもストラト-テレキャス系のスイッチを Shorthorn に載せようとすると、ピックカバーに若干の加工が必要となってくる・・・。
加工自体は簡単なものだけれども、戻せないので、一旦他で試してみたい。
まあテレキャスの4wayスイッチを買ってきて決め打ちしちゃってもいいのだけれど、できれば今持ってるパーツだけでどうにかならんもんかと。

つうことで、ロータリースイッチ。
3回路4接点の一寸安っぽいスイッチが一つ余ってたので、それを載せてみたろうかと。
但、首の径がピックカバーの穴径(φ12)より大分細い(M9)ので、めっさガサガサになる。
取り敢えず今回は仮ということで、諸々無視して試してみようかと。

回路図:

KiCad で描いたのだけど、微妙に解り辛い・・・。

ロータリースイッチはリア-シリーズ-パラレル-フロントの順。
フロントを逆巻逆磁にしてあるので、シリーズとパラレル時はハムキャンセルになる。
ロータリースイッチの余りの回路の端子は全部 GND に落としているがこれは単に GND 配線を楽にする為。ミニスイッチはフェイズスイッチに割り当てた。
ハイパスは 1000pF だけどそれだと若干ハイのシャリつきが強かったので、10kΩ の抵抗を直列で入れている。
因みに 2200pF だとよりナチュラルだけど、ハイパス感が無いのでやめた。
トーンは 1MΩ の抵抗を並列で入れて疑似Aカーブにしている。でもどうせ殆ど使わない。
所々シールドされていないけれど、全体をシールド線で結線してしまえばシングル時のノイズもマシ。

取り敢えずこんな感じで配線。
でもロータリースイッチが微妙に使い辛い・・・。
安モンなのでめっちゃグラつく。
グラつく所為もあって、「持って」「回す」という動作になりがちなので、イングヴェイ並みの素早い切り替えとかはできない。
素早く思ったポジションに切り替えようとすると、やっぱレバースイッチの方がやり易い。

つうことで、ALPS とかの一寸マシなロータリースイッチを買ってくるか、或はテレキャス用の 4way SW を買うか。
加工は必要になるけど、操作し易いテレキャスのスイッチがいいかな。