2005/05/09

痛みに耐える

朝目が覚めると、右の肩から背中にかけて激痛が走る。
寝返りを打つにも痛い。
筋肉痛の物凄く激しいやつみたいな。
一時間程身動きがとれず、ベッドの上で呻く。
一時間後、歯を食い縛って起きあがる。
今日の授業、元々あんまりぱっとしない授業なので、休むかどうか悩むが、逆境の時にだけ力が出るというジャンプコミックス並みにナメた私の性格の所為で、行くことにする。
家を出て歩き出すのだが、一歩毎に激痛が走る。
余っ程引き返そうと思ったが、歩いているうちに治るだろうと高を括って兎に角電車に乗る。
電車の加速と減速がかなり堪える。
各駅の前後で人知れず歯を食い縛る。
授業はキルケゴール。本日のテーマは「選択をせず、選択可能性を残したままにしておく生き方について」。曰く「どんな選択をしたって結局後悔するものだ」。
それを踏まえて言うと、確かに、教授業に出なかったら或は後悔したかも知れないが、一方で、実際に授業に出て、私は今日この為に頑張ったのかと思い、矢っ張り相当後悔している私がいるのだ。
文字を書くのにもいくらか痛みを伴うが、痛みに耐えながらレポート時の為にメモをとる。

帰ってきても痛みは治まるらず。
下を向くと痛むので、余りブラインドタッチの出来ない私が何度も打ち間違えながらブラインドタッチでこの日記を付けているという逆境に、普段より多めに書いている強さ。