2017/01/05

過食欲求

食っても食っても食い足りぬ。
腹が減る訳ではない。
何故か、食わねばならぬという気になる。
食うことで、何か心でも満たされるかのような気になる。
私の原始的な何かが満たされそうな気がする。

然し食っても恐らく満たされない。
食ったところをより具体的に想像してみると、どうもそれで満たさるという気がしない。
雑炊でも餅でも焼肉でもカレーでも一平ちゃんでも、或はチーズケーキでもポテチでも、10分もあれば用意できるのだけれども、それを食ったところを具体的に想像しても、それを食うことによって満たされるとは思えない。
恐らく食い切らないか、或は胃が重くなって気分が悪くなるのだろう。
然し食いたいのだ。
多分コレは、食いたいという気持ちなのだ。
或は私は私の何かを「食いたい」という気持ちとして誤認しているのだ。

腹は、満腹という訳ではないが、特に減っている訳でもない。
満腹になりたい訳でもない。
腹が膨れずカロリーも無い食べ物があればいいのだ。
食べるという行為を消化するだけの食物があればいいのだ。