MicrosoftのTrackball Explorerに因ってトラックボール中毒患者となった者の内の一人だ。
因みにTrackball Explorer、現在Amazon.comで649ドル。10倍株。わお。
MicrosoftがTrackball Explorerをレーザー化するなりBlue LED化するなりして再販するか改良版を出すかしてくれれば全てが丸く収まるんだけれど、ここ10年ぐらいMicrosoftはトラックボールを作ってないし。
しょうがないので他のメーカーのんを買ってきては必ずどこかに満足できないで居る。
つい最近まではLogicoolのM570tを使ってた。
無線なのでたまに電波を見失うのとエネループ的な電池だと割とすぐ電池切れで反応悪くなったりすることを除けば、概ね良しとしていた。
然し1年半ぐらい使ったかと思うんだけど、そうすると中クリックが効かなくなってきた。
おのれー、買い替えじゃー!
てことで、ELECOMから割と最近出たトラックボールの「握りの極み」(→Amazon)を買う。M-XT1URBK。有線。
安いし。
ELECOMの入力機器は大体安くて全然ダメだけどたまに安くて結構良いのもある、というイメージが私にはある。
パッと見た感じ、センサが光学式なのとスイッチ類のカタツキ感が安っぽいのが心配。
実際使ってみると、センサ位置がビミョウなのか埃(手垢)にすげー弱くて結構な頻度で反応が悪くなるので、ボールを外してセンサ周りを掃除(大抵フッと息を吹くだけでいいのだが)しないといけない。
ポインティング性能としてはM570tのが良い気がする。
あとトラックボールのボディの背が高めで、ボディに手の平がベタッとくっ付く感じで操作するようになってて、それがとても暑苦しい。
基本的にはボディに手に当たってるところは、手が安定するだけ当たっていればあとは余計に手に当てないようにした方が手の自由度は上がるんだけど、何故か手の平全てを当てるような設計になっている。
もうちょ背を低くして、手をボディではなく机で支えるようになってればなあ、と思う。
まあこのデザインは手がでかい人用ですな。
然しそれ以外は今のところ概ね良好。
有線なんで電池とか電波とか気にしなくていいし。
ドライバソフトウェアが結構良くて、今のところ何かに競合したりおかしな動作をすることも無く、ボタン割り当てもできるしマウスジェスチャー機能も付いてる。
チルトホイールになってるのだがチルトにも機能を割り当てられる。
ポイント解像度変更と減速ボタンでハードウェア的に3段階にポインティング速度が変えられる・・・けどまあ実際殆ど使ってない。
因みに減速ボタンとかはボタン割り当てできない。
まあそんな感じで。
発売当初は結構高かったけど、今ぐらいの値段にまで落ちてきたら「買い」と言える。
M570tよりはいいんじゃないかね。
コレでダメならKensingtonに戻すかね。