2006/12/02

書を捨てて、町へ出て、CDを買おう

兵どもの夢の跡。
でも、よく頑張ったよ。
あんな暗中模索だったところを。
薄暗中模索ぐらにまでできたかと。

発表が終わったんで、自らを労う為に、書を捨て置き、街へ繰り出す。
タワレコのポイントカードの期限がやばかったので、久しぶりにタワレコに寄り、CDを沢山買う。タワレコのポイントカードの期限を気にしたのは初めてかも知れない。

先ずはロック。

キーン。
ギターレス。キーボードが音の中心。
ドラムが昔のレディヘみたいな音で、結構前に出てる感じかねえ。
決して悪くはないが良くもない。

マーズヴォルタ。
ドラムの音がスピード感があって結構好かった。
ドラムの話ばっかり。私ギタリストなのに。
以前から大して路線は変わらず。

クラシック。

ラトルのシェーンベルク。
ラトルは音楽を何でも解り易くすることができるんで、彼については、お軽い楽しい感じの音楽を演らせれば右に出る人はいない、ぐらいの感想を持っていたので、「ラトルがシェーンベルク?」みたいな感じで買ってみたんだけど、うん、ラトルっぽく非常に解り易い。
好かった。
彼はすげー指揮者なんだということがよく解った。

ワッツのリスト。
ワッツの技巧が兎に角凄いってことが判った。
それはそれできれいなんだけど、リストの音楽についての彼の解釈は余り好きくない、ということもよく解った。

フォーレの、グラモフォンから出てる、CD2枚になんか色々入ってるやつ。
ジュリーニという人が指揮してるレクイエムも入ってたのだけど、やっぱコルボのレクイエムが凄いってことを強調するのに役に立つ、という感じだった。
他は全体的に結構好かった。
小沢征爾が意外に好かった。

メータのベートーベン第九。RCA?
なかなか満足のいく第九の演奏を持ってなくて。
特に第一楽章全体と第四楽章の合唱に入る前のところ。
で、「メータがベートーベン?」みたいな感じであんまり期待せず、まあ安かったんで一応買ってみたんだけど、こりゃヤバイ。
最初の方は、「あーやっぱメータはロマンっぽいねー。緩いねー。ふふーン。」みたいな感じで聴いてたのだけれど、聴いてるうちに、残念なことに、非常に残念なことに、顔面から様々な液体を垂らす羽目になってしまった。
バイナウ。

あとはなんかガムランとかの民族音楽の資料的CDを何枚か。

そんな感じで。


アマゾン→Keane, "Under the Iron Sea"
アマゾン→The Mars Volta "Amputechture "
アマゾン→Shoenberg by Rattle: Erwartung/Chamber Symphony no.1
アマゾン→Liszt by Watts: Famous piano works
アマゾン→Faure, Panorama
アマゾン→Faure by corboz: Requiem
アマゾン→Beethoven by Mehta: Symphony no.9 in D minor, "Choral"