2006/07/01

サイケ

眠い。
余りに眠過ぎて、洗顔するときなど、目を閉じると、かなりサイケな世界像が目の前に広がる。
自分の記憶とパソコンのハードディスクに記録されているデータとの境目が曖昧だったり。
「自分」なるものが存在するということをすっかり忘れていたり。
「ん?何か四角くない記録体系があるぞ?」みたいな。
「この記憶はパソコンのものではないはずだ。記憶媒体が何か他のものへと拡張されてゆく・・・。これを認識してるのは何だ?」みたいな感じで。
意味不明な世界像。
それから、「これは私だ」ということに気が付いて、パソコンと人間の違いについて哲学者が考えそうなことのリストが頭の中で流れ始めるのだけれど、私はそういう頭の中の状態を外側から見て楽しんでいる。
「今沢山活発に頭を使っているように思えるのは、このサイケな世界像が今まで私が考えもしなかった真新しい世界像だからだ。」ということが何かの結論として頭の中で提出され、それが何回も繰り返されるのだけれど、私はその結論が何回も頭の中で繰り返されるのを、何か壊れたコピー機を見るように見ている。

まあそんなけ眠い訳ですから、もうさっさと寝ます。