2021/09/29

やっぱ温度が重要:バーボン編

まあなんやかんやでウィスキーは甘さのあるヤツが好きなんですな。

一寸小腹が空いたような気がして、冷凍の唐揚げを2個チンしたんだけど、電子レンジの扉を開いて「冷凍の唐揚げ」みたいな匂いを嗅いでいると、まあウィスキーでも一口呑むか、となった。
イマ現在、栓が開いているのは Ardbeg 10y と Old Grandad の 114proof。
栓が開いていないのは・・・色々有るけど、ここ数年のウィスキーの高騰でなんか怖くて開けられなくなってしまったのがだんだん酒棚の中で領地を増やしているけど・・・これどうしよう・・・。
Ardbeg は Laphroaig の代わりに最近よく呑んでるけど、Laphroaig の値段も一時期よりは落ち着いて来ている気がするので、次からは Laphroaig に戻すと思う・・・けどまだどっちも高いんで、呑むとなると若干の気合を要する。
レンチンの唐揚げ2個ではちょい役不足。
つうことで Old Grandad 114 なんだけど。
Old Grandad 114 はダークな甘さでバニラ感もあって呑み易いんだけど、アルコール度数は57度あるし少量で酔ってしまう気がしてなんとなしに手に取る機会が少なく、栓を開けてから結構経っている。

久しぶりに呑んでみると、なんか思ったより美味かった。

栓を開けて時間が経っていることと、あと温度もあると思う。
似た感じの Buffalo Trace とかだともう少し樽感があるし甘さも Old Grandad よりはライトだと思うので、今の時期の私の部屋の室温(常時酷暑)だと樽感が強く出てしまってバランスが崩れたりすることもありそうに思えるけど、Old Grandad はあんまし樽感は無いし元々の甘味もダークでズッシリしているので、温度が高いとそのズッシリした甘さが前に出て、更に呑み易くなって美味いのかも。
栓を開けてから時間も経っているので、アルコール感のカドも取れてるってのもあるし。
元々 Old Grandad 114 は、アルコール度数自体は57度で結構高めではあるんだけど、57度と聞いて想像するよりかはアルコール感は強くないが、更にアルコール感が弱まって呑み易くなっている。
フレッシュ系のヤツとか、栓を開けて時間が経ち過ぎると不味くなるウィスキーもあるけど、コレは丁度好い感じでハマったんだろう。

スッキリ甘い系のフルーティなスコッチとかバニラ系のシェリー樽スコッチとか、有名所は軒並み高くて買えない。
安くて美味かった Glenlivet 12y も、そんなに安くはなくて味もなんか軽くなってしまったしなあ・・・。
また安くて美味いウィスキーを探さないと。
バーボンとかのアメリカンは、未だ全部は高騰してないので狙い目だとは思うんだけど、私の舌がそもそもスコッチなんよね。
まあ素直に安くて美味いでお馴染みの Ballantine Finest でもチビチビ舐めるのがいいのかも知れないが、でももう一歩踏み込みたくなるんよね・・・。
3,000円 もあればソーマが手に入ってお釣りが来た時代の感覚が今だに抜け切っていないのだ。
美味いスコッチは高いもんやと脳を切り替えなければならないのか・・・或は私が知らないだけでどこかに何かが眠っていたりして、探せば私の古い感覚でも良きものが買えたりするものなのか。

2021/09/16

Fender Japan のミディアムスケールのストラトを改造する

Ibanez AZ Essentials が欲しい気がするけど、金も無いし、ギターばっか増やしても置き場所無いし、諦めて手持ちの Fender Japan のミディアムスケールのストラトを改造することにする。
コレはピックアップを交換したり絵を描いたりして昔はそこそこ気に入って使ってたんだけど、フレットが大分削れてしまっているし最近はずっと使っていなかった。
生音的には、ミディアムスケールでもそれなりにストラトっぽい音ではあるけど、普通のストラトより重くてヌメッとした音ではあるかね。
こいつのフレット交換とピックアップの載せ替えと再塗装等々をやったろうかと。

元々の改造箇所:
  • ピックアップ交換、リアから JB jr. + 元々のシングル + little '59
  • ボディとピックガードにお絵描き+ボディに彫刻
  • 1vol + 1tone 化
  • ミニスイッチでシリーズ/パラレル切り替え
  • 実験用ミニスイッチ追加(コンデンサを切り替えたりしてた)
  • ロック式ペグ(Fender)に交換
  • graphtech サドルに交換
  • トレモロスプリング5本化+中にティッシュを詰めてジェッソ的なヤツで塗り固め
  • ネックのリシェイプ(弱)

今回やったことリスト:
  • フレット交換、Jescar #57110 ニッケルシルバー
  • 再塗装(ボディはシルバー)
  • トレモロスプリング交換
  • ピックアップ載せ替え、リアから JB jr. + little '59 + Gibson Mini Humbucker
  • サーキット総取っ換え、1vol 化、ミニスイッチでセンターのみシリーズ/パラレル
  • ストリングリテイナーを俵型に変更
  • ストラップピンをデカイヤツに交換

フレット交換

Jescarの、普通のジャンボタイプ。
最近は打ち替えにずっとスーパージャンボを使っていたけど、今回は普通のジャンボ。
スーパージャンボだとサスガに音が硬くなり過ぎるんじゃないかと思ったけど、ジャンボとスーパージャンボぐらいの差じゃ殆ど変わらんかね。
フレットを抜いて、指板を R9.5inch ですり合わせ・・・と思ったら、なんかハイフレット側のRが緩い・・・。
ローフレット側は R9.5inch のサンディングブロックで全体的に削れるのにハイフレット側は指板の端側だけが削れていく。
まさかのコンパウンドラディアス指板?
そうだとしても私の技術と道具ではコンパウンドラディアス指板を再現できないので、取り敢えず全体を R9.5inch で整形し直すことにする。
結構指板を削ってしまった・・・。
要らん事したかと思ったけど、どのみちフレットも同じサンディングブロックですり合わせないと不可ないので、結局は単一 R で整形し直さないと不可なかったのだ。
Jescarのフレットは R9.5inch(=R241.3mm) よりほんの少し緩い、多分 R250mm ぐらいの感じで曲げられてるような気がするので、手で若干曲げ増してからフレットを打ち込む。
フレットが打ち込めたら整形してすり合わせて磨いて終了。

ネック裏をツヤ消しクリアで吹いたけど、後でコンパウンドが付いた布で拭いてしまって、結局ほぼツヤ有りになってしまった。
あと元々の1-2弦のチューニングが若干ピキッといい易かったので、ストリングリテイナーは俵型にしといた。

再塗装

ボディはサンバーストだったのを、ヒートガン+スクレーパーで塗装を剥ぐ。
彫刻したのが木部まで達しているので、サンディングシーラー・・・がどっか行ってしまったのでクリアラッカーをドボドボに塗って埋め、乾いてからヤスリで整える。
今回は下地は結構厚めにいってる。
一旦黒を吹いてから、シルバーを何回か重ねて厚めに吹く。
その上からツヤ消しクリアを吹いたけど途中が切れてしまったので、ツヤ有りで吹き直したら案の定変な感じになってしまった。
あとシルバーの塗膜の乾燥が思ったより遅くて、また乾いたと思っても割と柔らかかったりして、所々擦れたりしてしまい、そこも変な感じなってしまったが、まあそれもまた良し。
キャビティは銅の Noise Hell を塗っていたが若干剥がれてきてたので、全部剥いでカーボンの Noise Hell を塗り直す。
因みに元からリアとフロントはハムバッカー用のザグリが掘ってあったので、ミニハムを載せるのにザグリを掘り直す必要は無かった。

ピックガードは元はアクリル絵の具で絵付けしてマットメディウムで固めてたと思うんだけど、コレが意外と強く付いている。
ペリペリ剥がせるかと思ってたんだけど、全然剥がれてくれない。
しょうがないのでティッシュを何枚か重ねて被せたところにアセトン・・・は一寸怖かったのでサンハヤトのフラックスクリーナーをドボドボに掛けて、それをサランラップで包んで何時間か放置したら、擦れば取れるようになった。
ピックガードの裏側はアルミホイルをタイトボンドか木工用ボンド的なヤツで貼り付けてたっぽいけど、それも剥がして、日東の再剥離両面テープ No.5000NS で厚手アルミホイルを貼り直す。
不要な穴はエポキシ(セメダインのハイクイック)で埋める。

トレモロスプリング

トレモロは使わないので、5本掛けでブリッジをボディにベタ付け状態。
スプリングの共振が厭なので、以前はスプリングの中にティッシュを詰めて、スプリングの下にもティッシュを敷き詰めて、それを更にジェッソか何かでビタビタにして固めてた。
ここからどうにかしてティッシュを取り除いてスプリングを再利用すべきか悩んだけど、水に漬けても(ジェッソは乾くと耐水性)どうにもならなかったので、捨てて新しいスプリングを買い直した。
つうことで、ステンレスを5本掛け。
共振防止は下に耐衝撃スポンジを適当に切って挟み込んだだけだけど、問題無く作用している。

ピックアップとサーキット

ピックガードの穴を加工して、フロントにミニハムが載るようにする。
元々のフロント用の穴の一部を一旦埋めて、ブリッジ側に穴を広げた感じ。
ミニハムの取り付けは、M3 でタップ切り直してピックガード直で載せる。
リアは元々載せてた JB jr.、センターは元々フロントに載せてた little '59 を持って来る。
5 way SW で
  1. リア
  2. リア+フロント
  3. フロント
  4. フロント+センター
  5. センター
にしてる。
スイッチ自体は元々のが若干ショボかったので、安くてスイッチ重めで割とカッチリでお馴染みの SCUD の YM-50S に交換した。
センターだけは 6pin ON-ON のミニスイッチでシリーズ/パラレルの切り替えできるようにしている。

1vol で、私お好みの TOCOS の RV24YN B500kΩ(使い古しのヤツ)、510pF のハイパス付き。
ホントは最近の好み的にはAカーブのが好かっただけど、Aのは新品しかなかったので。
トーンは無し。どうせ殆ど使わんし。
元々のセンターのトーン位置にボリュームを載せてる。
元々のボリューム位置は、私は手が当たってめっちゃ厭なので。
序に言うとピックアップセレクターも、この位置だと絶対手が当たってホントはめっちゃ厭。
なんか音がおかしいと思ったらいつの間にかピックアップが変わってたとかよくある。

ジャックがイマイチ気に入らなかったので Rean のに替えようと思ったら Tip ピンが長過ぎてキャビティに収まらなかったので、若干短いマル信のに交換する。

アースをスプリングホルダー、ピックガード上の回路、ジャックに分けてそれぞれ卵ラグにしてキャビティに1ヶ所でネジ止めするようにした。
またジャック-ボリューム間の Hot ラインを線の途中でコネクタにしている。
こうすることで、後々簡単にバラせるようにした。

あと元々付いてたセレクターノブが、 YM-50S には合わなかった。
YM-50S がミリサイズだと思うので、元々はインチサイズのが付いてたってことか。
Fender Japan は全部ミリサイズで行ってるものだと思い込んでた。
或はどっかのタイミングで私がインチサイズのセレクターに交換してたのかも知れないケド。
またどっかで買ってこないと。

組み立て

部品が一通り揃ったので組み立てる。
ピックガード取り付けはステンレスネジに交換した。
つうか最初からこの辺のネジは全部ステンレスにしといて欲しい。
絶対錆びるやん?

あとストラップピンは、他のギターも含めてデカイヤツに交換して行ってる。
Gotoh の EP-B3。
これプラス Harry's のゴムの輪っかを付けとけば、ストラップ抜けの心配がほぼ無くなる・・・と思ったけど今使ってるストラップが分厚過ぎて Harry's が入らない・・・。

ネックを仮止めして、軽く弦を張って、ナットを入れる。
ナットは graphtech を使おうかと思ったけど、ネック側のナットの溝がR付きタイプだし、E-E 間の寸法的にポン付けできるヤツが無い。
E-E が 34.59mm のヤツが要るんだけど、R付きタイプのは多分 35.05mm しかない。
まあ実際 35.05mm でも問題無いし、或はフラットボトムのは 34.59mm のがあるのでそれを削ってもいいんだけど、取り敢えず今回は元々付いてたヤツに 0.2mm のアルミの下駄を履かすことにした。
弦を張ったままネック止めネジを一旦軽く緩めてから左右のブレを調整しつつ締め直す。
私の持っている(安物しか持ってないが)デタッチャブルネックのギターの中では左右ブレも少ない印象。
ちゃんとチューニングしてネックの反りや弦高等を調整して終了。

サウンド

弾いてみた感じ、生音的には以前よりウエットな感じになった気がする。
「鳴ってる」という感じは少し減ったかね。
フレットを換えたのと、あと塗装が重めでかつ未だ完全には締まり切ってない所為もありそう。

アンプに通してみると、JB jr. がやっぱワウ半止めみたいな鼻詰まってるみたいな音で独特。
あとやっぱアルニコマグネットでフルサイズの、フツーの PAF 系のと比べるとセラミックの香りのする、ピッキングに対する反応がリミッター掛かってるみたいに平坦な感じはある。
この辺の感じはピックアップの高さを調整すると気にならないぐらいには持って行けるけど、欲しい出力との兼ね合いもあるし、結構シビアな調整になる。
シングルサイズハムはなんかピックアップの高さを少し変えただけで音がガラッと変わる傾向がある気がするんで、調整は大体いつもシビアだけど。
まあ好意的に言うなら高さ調整するだけで色んな音が出せる、ってことになるんだろうけど。
あと私は太い弦を張っているけど、音が密になり過ぎるので細い弦の方が合いそうな気がする。
little '59 は JB jr. よりは PAF 系に近い素直な音だけど、ピッキングに対する反応にどことなくセラミックの香りがする。
あとセンターはピックが当たるのが厭なので高さを結構下げるのだけれど、下げると音もモヤッとしてしまうし、一番良い音で鳴らせないフラストレーションはある。
パラレルにすると、パラレルっぽいジャキジャキした音になって、けど或程度ローも出てるしそんなに使い難い感じもしないし、まあコレはコレで。
どちらのピックアップもまあ悪くはないし使える音ではあるんだけど、今の私の感覚的には「せやねんコレが欲しかってん」という感じではない。
アンプでクランチというよりはディストーションペダルを踏みたくなる感じ。
そしてミニハムよ。
ストラトのフロントにミニハムという見た目が、ダサくなるかと思ったけど意外とシックリ来て良い。
寧ろシングルサイズハムがなんかダサい。
ミニハムは音的には普通のフルサイズのハムバッカーよりはシングルコイルっぽいし、シングルコイルよりはハムバッカーっぽい。
little '59 をフロントに載せてたときより濃密さが減って若干ライトでハイミッドが出るが、ローは余り硬くなくて意外とボワッと出る感じ。
カリカリにチューニングしてた Les Paul に載せてたときはローもコントロールし易かったけれど、このストラトは生音がウエット気味なので、ローが若干ボヤけてる気がする。
ピッキングに対する反応は、確っかりアタックも出るしダイナミクスの深みもあって私には使い易い。
センターにミニハムぐらいが音的には丁度好いのかも知れない。

ミックスは、リア+フロント にすると Gibson とかの2ハム系ミックスサウンドっぽい感じになる。
センター+フロント だと力強い系のストラトの センター+フロント みたいな音になるけど、この状態でセンターをパラレルにするとシャリッとした「ヴィンテージ出力」のストラトの センター+フロント ミックスみたいな感じになる。
まあ想像通りの音ですな。

ということで、JB jr. は交換したい・・・。
適当なフルサイズハムか、スタックタイプのノイズレスピックアップか辺りか。
でもストラトのリアがフルサイズのハムバッカーってのは、見た目的には、私はあんまり好きくないんよな・・・。
なのでスタックタイプのノイズレスピックアップかね。
或は DiMarzio の The Chopper も Fast Track も、マグネットはセラミックだけど音はそんなにセラミック臭くなかったと思うので、シングルサイズハムが駄目ってことはないのか。
でもブレードタイプは弦との距離を弦毎に変えられないのがなあ・・・まあでもそれは普通のロッドマグネットのシングルコイルでも一緒か。
慥か今 Epiphone の Les Paul SL に The Chopper が載ってると思うので、そいつを外してきてもいいかも。

Soundhouse
GIBSON Mini Humbucker
GIBSON Mini Humbucker
SCUD YM-50S
SCUD YM-50S
MONTREUX Tremolo spring set
MONTREUX Tremolo spring set
FERNANDES Stainless Screws for Pickguard Metric
FERNANDES Stainless Screws for Pickguard Metric

2021/09/02

Ibanez AZ Essentials が欲しいという話

近頃よく見る Ibanez の、RG や S よりトガってないでお馴染みの、AZ シリーズの Essentials ってのが出るらしい。
AZES シリーズ。
フィクスドブリッジの安いのが $299 とかで、日本だと4万弱ぐらいっぽい。
今まで AZ シリーズは安くても15万程度はしたかと思うので、大分手に入れ易い値段。

欲しい。

ネックが 25.0inch で、ロングスケール 25.5inch とミディアムスケール 24.5inch の中間の長さ。
Danelectro の Shorthorn と一緒かね。
体感的には 25.0inch と 25.5inch はそんなには変わらない気がするので「手が小さい人にも弾き易い」ってことはないと思うけど。
ミディアムスケールまで短いとストラトっぽい音のパリッと感が減るのかな・・・と思ったけど、私の Fender Japan のミディアムスケールのストラトは割とストラトの音だしな。
なんやろう、Ibanez はミディアムスケールが嫌いなんかな。
まあ確かに、ミディアムスケールで細い弦を張ると、ロングスケールと比べてピックが弦に絡みつく度が増えて弾き難く感じることもあるけど。

ピックアプ配列は SSS と SSH で、フィクスドブリッジは SSS、トレモロありは SSH。
私はトレモロブリッジが要らんので、必然的にフィクスドブリッジ版になるけど、そうするとピックアップ配列は SSS。型番が AZES31 になる。
AZ の形で SSS だと、まあ見た目的にはほぼストラトですな。

ミニスイッチが付いてて、ON/OFF するとピックアップの配線が3種類増える。
これで普通のストラトではフロントとリアのミックスが取れないよ問題が解消されたりする。

ボディはポプラなんで、多分大分軽いと思う。
持ち運び易そう。
Les Paul とかマジで重いねん・・・。

Yamaha の Pacifica のフィクスドブリッジ 120H が大体3万ちょいぐらいなんで、AZES31 の方が5千円かそこらぐらい高い感じか。
まあ同価格帯ですな。
Yamaha のはボディはアルダーだし割とシッカリした感じで作りもそんなに悪くない(値段からしたら大分良い)けど、AZES31 はどうなんかね。
Ibanez の低価格帯のギターは、昔の感覚からすると、酷いということはないにしても良いというイメージも無い。
AZES31 の方がハイポジションのアクセスが良かったりもするし機能的にはより現代的だけど。

まあ買ったら色々改造するんですがね。
Gibson のミニハムが余ってるんで、そいつを載せたい。
夢広がる。

どうすっかね。買うんかね。
でも Google Pixel 5a (5G) も欲しいし。
新しい iPad か iPad mini も出そうで、それも欲しいし。

腐る程金が欲しい。
イッペン金でも腐らせてみたいものだ。
脳味噌と冷蔵庫の野菜ぐらいしか腐らん。

2021/08/26

火垂るドロップ、麦の麦茶、オールドファッションド、トロピカル

私がサクマドロップスを買ってしまったのは、完全に火垂るの墓の所為。
めっちゃ昔一度観たキリだけど、すげー印象に残るよな。
宣伝効果としては抜群よね。今だに私がドロップ缶買ってしまってるぐらいだもの。
Jimmy Page が Les Paul 使ってる、ぐらいの感じで節子のドロップ缶よ。
アレが無ければ、少なくとも今もこの缶のが手に入ったかどうかと思うと、多分手に入らなかったんじゃないかと思わないでもない。知らんけど。

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夏場に冷蔵庫にストックする用の冷えたお茶を作る年と作らない年がある。
今年は作る年。
麦茶パックの年と烏龍茶パックの年と、あと丸のママの麦の麦茶を薬缶で沸かす年がある。
因みに2倍に薄めたアクエリアスの年もあれば、そもそも冷蔵庫にストックしない年もある。
何年か前に烏龍茶パックの年があって、残ったヤツが賞味期限切れまくってたんだけど、一寸良いヤツだったし捨てるのも勿体無いしということで、今年はそれを消費し切るところから始まって、現在は丸のママの麦のを使ってる。
因みに麦は一保堂の。
良いお茶屋は普段使い系のお茶が美味いよね。

丸のママのは、沸かしたてはちょい酸味が出るのだけれど、半日程冷蔵庫で冷やしてると収まる。
最初一寸煮立てて割と濃いめに出して飲むときに水道水で割って飲むと、冷蔵庫でキンキンに冷えた温度ではなく一寸冷たいぐらいの丁度良い温度でガッと飲めるし、煮出さない場合と比べてもなんか味も良くなる気がする。
大体夜に 2l 弱作って粗熱取って冷蔵庫に入れて、次の朝から2日ぐらいで飲み切る感じ。

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最近 Amazon でよくミスをする。

お気に入りのオールドファッションドグラスを割ってしまった。
バーボンなんざ呑んだ所為で!くそう、バーボンの奴の所為で!

無地で、透明で、底が厚く、重いけどバランスが優れたヤツだった。
慥か私としては大分奮発したような記憶がある。
昔梅田の大丸で買った、ドイツかどっかのヤツだと思う。

梅田の百貨店でも回って似たようなのを探してもいいんだけど、このコロナ禍ではなかなか行き辛い。
しゃーなしで Amazon で似たようなのを探したら、2,000円ぐらいで無地の厚底の「クリスタル」ってがあったので、散々迷って買う。
届いたら・・・うん、これ普通のソーダガラスよね。
軽いし透明度も無いし。つうか形も歪んでるし。
絶望的に安っぽい・・・ううむ、これは絶望的に安っぽいぞ。
モロゾフのプリンの空き容器使った方がマシ。(つうかプリンの空き容器は、それはそれで逆にロックで素敵な考えな気がしてきた・・・。)
返品するか叩き割るかで迷って、結局生きるのが面倒臭くなってそのまま使うことにした。
ええカモですわ。

つうことで、荒く使って割るつもりでいるので逆に使用頻度が上がっている。

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なんかトロピカルという想念に憧れて、ピニャコラーダ的なものが呑みたくなり、紙パックのココナッツミルクを買う。5パック入り。Amazon。
あとトロピカーナの紙パックのパイナップルジュースとか。
ラムは、普段あんま使わなくてマイヤーズのダークラムしかないので、それで適当にピニャコラーダを作ってみたけど、なんかココナッツ感が無い。
つうかトロピカーナのパイナップルが強過ぎる・・・。
やっぱ正統的なレシピ通りに生パイナップルにすべきなのか。
あと紙パックのココナッツミルクってあんまココナッツの香りとかしないのね。
結局牛乳にマリブを混ぜたものの方がココナッツ感があるので、それにラム少々とパイナップルジュース少々を混ぜてピニャコラーダ的な感じにして呑む。
チャチいオールドファッションドグラスでな!

つうことで、紙パックのココナッツミルクがめっさ余ってる。
どうしよう・・・。
肉でも煮るか。

2021/08/02

P-90 スタイルでハムキャンセルのピックアップ

元々 P-90 が載ってた Les Paul。
ハムノイズを嫌って、リアは DiMarzio の DLX Plus、フロントは Seymour Duncan の P-90 Stack を載せてた。

DLX Plus はマグネットをフェライト(セラミック)から AlNiCo 2+5 に交換して、ちょいレンジ狭めでミッド寄りのフラットで密度の濃い感じのハムバッカー、みたいな音になっている。
ホントはなんだかんだでリアは PAF 系の音が私には使い易くて好きだったりするのでフルサイズのハムを載せてしまえばいいんだけど、フルサイズハムを載せるには加工が要るし、一旦加工しちゃうと戻せなさそうなので、ヒヨった結果この形になっている。
見た目もなんか気に入らんのよね・・・。

フロントは Gibson のミニハムバッカー(ポールピースが見えてる方)を一時載せてて、音は気に入ってたんだけど、見た目的に余り好きになれなかったので、結局 P-90 Stack に載せ換えた。
けど P-90 Stack は音的にはちょい気に入らなかった。
P-90 Stack はその名の通りコイルが2個縦に積み重なってるヤツなんで、Push-Pull スイッチ付きポットでシリーズ-パラレルを切り替えられるようにしてた。
でも Gibson P-90 と比べると、シリーズだとちょいポコポコするし、パラレルだとちょいシャリシャリして、まあ音はそんなには悪くないんだけど完璧という訳でもない。
片方のコイルだけシングルで使うと P-90 っぽい力強くてヌケの良い音になるんだけど、ハムノイズが乗るし、それなら普通に Gibson P-90 使った方が、てことになるし。

このフロントをまた載せ替えたろうかとずっと思ってはいたんだけど。

見た目は P-90 が格好良いっつって P-90 タイプの Les Paul を買ったので、見た目は P-90 スタイルである必要がある。
あと私はハムノイズが許せないので、ハムキャンセルタイプでなければならない。
でも P-90 スタイルでハムキャンセルタイプのは、一応何社からか出てはいるんだけど、1社につき精々1-2モデルという感じで、選択肢が少ない。
Seymour Duncan は P-90 Stack、DiMarzio なら Fantom P-90、Lindy Fralin の Hum-Cancelling P-90 のノーマル版と with AlNiCo Rods 版、Mojotone の P-90 Quiet Coil、Kent Armstrong の Stealth 90 とかか。

Fantom P-90 はコイルが3つ?で構造的には一番特殊っぽい。
他の Fralin も Mojotone も Kent Armstrong も、多分2つのコイルを横向きにして P-90 のケースに収めているタイプだと思う。多分。
最初期の Firebird のミニハムの構造で、P-90の形にした感じかね。
で多分、この構造だと出力が低くなりがちなので、Fralin の AlNiCo Rods 版以外はマグネットがフェライトとかネオジウムとかになってくるんだと思う・・・ちゃんと調べてないんで知らんけど。
Duncan P-90 Stack はその名の通りスタックタイプ。
Fantom P-90 は面白そうだし DiMarzio 曰くニュアンスも音も見た目も '50s の P-90 よってことだけど、高いし情報が無さ過ぎて、パッと買ってしまう勇気が無い。
Fralin、Mojotone も日本で買うと結構高いし個人輸入するにも今は送料がな・・・と思ってたら Soundhouse でいつの間にか Kent Armstrong の取扱商品が増えてて(単に私が気付いてなかっただけかも知れないが)、Stealth 90 がギリ買えそうな値段。
Stealth 90 は YouTube とかで調べた感じだと、ちょい音硬めでちょい出力抑えめの P-90 という感じっぽい。
4芯線なのでパラレル-シリーズ切り替えもできる。
ううむ。
1週間迷って、結局 Stealth 90 を買う。
フロント用とリア用があるので、フロント用を買う。

早速 Les Paul のフロントに載せてみる。
ピックアップのカバーを外すと、ピックアップ本体に銅テープが巻いてあって、ローノイズ化が徹底している。
銅テープで高さ調整ネジ用の穴が塞がれているので、ネジでズボッと穴を空ける。
P-90 Stack 用にフロントのザグリを深くしてしまっている所為で、高さ調整用のスプリングの長さが丁度良いのが手持ちに無かったけど、ストラトとかのピックガードマウント用の短いスプリングを2個積み重ねればなんとかなった。
未だ一寸スプリングが弱い気がするので、今度またスプリングだけ買って来よう。

Push-Pull スイッチにシリーズ-パラレルで配線して完了。

シリーズ配線で弾いてみると、Gibson P-90 と比べてちょい音硬めで出力割と抑えめの感じ。
リア用はもうちょい出力あると思うので、そっちを買ってもよかったかも知れん。
当然ハムノイズは乗らない。
音がちょい硬めで、私が気に入っていたミニハムバッカーと一寸似てる部分もある。
ミニハムをちょい反応早い音にしてフラットな特性にした感じか。
Gibson P-90 より中音域の癖が少なくて、スピード感がある素直な音という感じかね。
あとローが結構スッキリしてる感じがするので、ゴリゴリに歪ませても全然モコモコしない。
P-90 Stack と比べると音の個性というか懐の深さみたいなのは P-90 Stack の方が感じられるけど、Stealth 90 の方が所謂「使い易い音」ではあるかね。
周波数レンジ感的には Stealth 90 の方が P-90 Stack より Gibson P-90 に近くてシングルコイルっぽい感じの音。
全体的には Stealth 90 の方が Gibson P-90 に似てる。
力強くてヌケの良い音。

パラレル配線の音は、ハムバッカーをパラレル接続した音っぽいフレーバーも感じられるが、どちらかというとストラトのシングルコイルみたいな音の傾向性。
テレキャスよりはストラトかね。
ストラトのフロントにフロント-センターのミックスと Gibson P-90 のフレーバーオイルを一滴づつ垂らした感じ。
思った程パラレル接続っぽいシャリシャリ感は無くて、まあ普通に使えそうな音。
太い弦を張ってジミヘンごっこするか細い弦を張ってイングヴェイごっこするかで言うと、太い弦でジミヘンごっこの方が合いそうかな。
P-90 Stack のパラレルと比べるとよりフラットなシングルコイルという感じで、よりストラトっぽい音。

ちなみにスプリットの音は、パラレルの音に近くてよりパリパリした感じだった。
ハムバッカーのスプリット、という感じ。
ハムノイズも増えるし、まあ使わないかね。
因みに P-90 Stack はスプリット時が一番 Gibson P-90 に近かった。
Stealth 90 のシリーズ配線よりも P-90 Stack のスプリットが Gibson P-90 に近い。

そういやハムバッカーの片方のコイルだけ使うことを、昔は「タップ」って言ってたけど、最近は「スプリット」の方が多いかね。
「タップ」と言うと、ギターの世界以外だと、一つのコイルの途中で線を出してきて使うというイメージなんで、ギター界的な「タップ」の使い方だとなんか確かに違和感はあった。
まあハムバッカー一つを一つの機能として見れば、その一つの機能の中の途中で線を出してきている、とも言えるので、「タップ」でも間違いではないと思うけど。
特に3芯線とかで、二つのコイルの繋ぎの部分から1本線が出てるタイプのハムバッカーだと「タップ」という感じは強いか。
でもそれぞれのコイルの両端から線が出てる4芯線で配線する場合だと、電気的には同じでも、なんか違和感ある。
あとギターでも一つのコイルの途中で線を出してくるような「タップ」機能があるピックアップも稀に存在するので紛らわしかったりした。
まあ「スプリット」も、私には、なんかコイルを別々に両方使ってるようなイメージがあってそれはそれで違和感あるんだけど・・・。
まあでも今の所、一応どっちでも通じるよね?

P-90 Stack の場合、1弦と4弦の出力が小さかったりと弦によって出力が他の普通のハムバッカーと比べても結構バラつきが大きかったのでポールピースの高さ調整でなんとかしてたんだけど、Stealth 90 の場合は弦毎の出力の差が余り感じられれない。
ミニハムのときも1弦のポールピースはめっちゃ上げてたし。
なんでやろう。
Stealth 90 はフェライトマグネットだと思うので、フェライトマグネットの特性だったりするのか?
そう言えば私はあんまりフェライトマグネットのハムバッカーをフロントには載せて来なかった気がする・・・。
と思って部屋を見渡してみると、私の Ibanez S のフロントに載ってるのが多分フェライトだと思うんだけど、4弦のポールピースを上げてるので、じゃあフェライトの所為じゃねぇな。
Stealth 90 の構造の所為かね。

ピックアップの高さは、Stealth 90 自体の出力が結構控えめなので、大分弦に近付けている。
私はフロントは大体いつも結構弦から離してセッティングするので、私の感覚からすると大分近いなあと思うけど、特にサスティンに影響することも無く、ピックが当たることも無く、今の所問題無く使えている。

総評としては、コレは良いピックアップよ。

つうことで、P-90 タイプのピックアップがめっちゃ余ってる・・・。
音は気に入っているミニハムもあるし。
なんか適当な安いギター買ってきて載せたろうか。

Soundhouse
Kent Armstrong Stealth 90 Neck
Kent Armstrong Stealth 90 Neck
Gibson P-90
Gibson P-90
Seymour Duncun P-90 Stack Neck
Seymour Duncun P-90 Stack Neck
Lindy Fralin Hum-Cancelling P-90 With Alnico Rods
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2021/07/31

私的言語メモ

私的言語メモ:
あなたが私を理解できないのは私が他人に理解できるように書いていないからで、ヨシンバ理解できたと思ったとしてもそれは私が書きたかったことではないに違いないのだ、というメモ。

最近の、思い付きでメモったけどうまく整理できてないヤツ。
まあ私は何かをうまく整理できたタメシが無いけれども。

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アイディア:多重政党制
目的:反権威主義。その手段として、政党というもの維持しつつその権威主義的性格と束縛を「軽く」する。強いリーダーシップ?犬に食わせろ。
下記の例の条件:日本、国会
今のまま、間接民主制。議員制。議員は立候補者に対する国民の投票で選出される。
立候補者は必ず3つ以上5つ以下の政党に所属せねばならない。無所属は認められない。
議員は定数2000人程度。
いずれの政党も定数の1/3を超えてはならない。
各法案毎に小議会が設置され、議員は各自の能力に応じて幾つか掛け持ちで小議会に所属する。
・・・的なことがまずゲームデザイン(?)として成り立つのかどうか。

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どうにかして選挙に(少なくとも立候補して選挙活動をするのに)金が掛からないようにしなければならない。

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弱肉強食風社会進化論-自己責任大好き新自由主義的世界観に基づいた少年漫画みたいにマッチョな(特に経済)政策論というのも、以前程は持て囃されてはいないように感じる。
丁度峠を超えたぐらいか。なのでまだまだ警戒すべき対象ではあるけれども。
次に来そうなのは、合理主義の皮を被った功利主義のように思える。

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人は見た目で判断する、という事実を受け入れましょう。
そしてその事実を意識的に利用して、「効率の良い」見た目でいましょう。
というような言説は、
人はを見た目で判断する、という事実を受け入れましょう。
従ってあなたも人を見た目で判断しましょう。
という言説と、一見すると違っているように見える。
勿論、同じものである。

日本において、特に政治、教育、マスメディアから、人権の軽視や差別が少しも減らない原因の一つ。

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現実を見ろとか言っちゃう「現実主義者」というヤツは、その「現実主義者」が見えてる現実だけ見ろ、私が見えてないものは見るな、と言っているに過ぎない。
現実主義とは自分の視点に立つことを他者に強要し、それ以外の視点を排除することを、なんかカシコのフリして合理的っぽく言うことである。

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喉元過ぎれば熱さを忘れる。
うん、忘れて来てた。
特に近年、安倍晋三から菅義偉まで、そうでもせんかったら逆に日本でも滅ぶんかという勢いで只管忘れ続けて来た。
イヤお前どんなけ胃強いねん・・・と思ってら胃が爛れてしもとることが能く解ってないだけか。

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プラグマティズムにおいて全体論、若しくは全体論風の論調(或意味は他の意味に依って相互作用的に成立する、的な。意味のネットワーク主義)を採らずに意味(特に言葉の意味)というものを成り立たせることはできるのか。

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「ヒッグス粒子の存在が要請されている」ということと「ヒッグス粒子が存在している」ということとの間には存在論的価値の大きな差があるということは、多くの人にとって判り易いかと思われる。
これは次のように一般化できそう。
「~の存在が要請されている」ということが正しいとする場合、それが存在するということを要請している、その要請の理由が、それが存在しているという事柄の真実らしさを支える土台である。
併し「~が存在している」ということが正しいとする場合、それはその使われ方で使われるような「存在している」という言葉の使い方自体も、それが存在しているという事柄の真実らしさを支える土台となる。

この存在論的価値の差はよく見落とされがちで、或モノの存在が要請されるという事実を以てそれが存在しているかのように扱われることがある。

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或人物の道徳哲学の議論のパターンは、その人の言語についての哲学的立場から大筋で導き出される感じがする。

2021/07/29

紙の本を読もうキャンペーン

最近トンと本を読まない。
電車の中で Kindle Ultimate の実話怪談本を読む程度。

因みに私は怪談好きではあるが、所謂オカルト的なモノとか超常的なモノがそれ自身として実在しているとは全く思っていない。
然し或状況についての或人の率直な記述が怪談として成立するような性質を持つということの、その背景や過程には興味がある。
単に作り話や枯尾花ってことも当然あるんだろうけれども、それだけじゃなくて、大きく言えば社会的状況や語彙が記述方式を方向付けてるんじゃないかとか、或はもしかしたら例えば同じものを見ていても、或一定の磁場やら或種類の黴の胞子やらの物理的な何かが或感受性を持った人間や或状況下にある人間にはそこそこ再現性のある形で、然し他の多くの人と違った形で記述される傾向がある、みたいなことがあるんじゃないかとか。
或はギターを掻き鳴らした音が楽器経験者にはAmコードに聞こえても楽器を弾かない人には只のギターの音にしか聞こえないような感じだったり、同じ和音でもジャズ畑の人が記述するコード名とクラシック畑の人が記述するコード名が違ったりとか、そういう或一定の社会の中で強化/教化された感性みたいなのが影響してるんじゃないかとか。
なんかそんなことが色々想像できて面白い。
私はそれを勝手に民俗学的興味と呼んでいるのだけれども。
なのでどちらかというと、「視える」人の語る怪談や人を怖がらせようとしている怪談は、まあ嫌いではないけれども、特に面白いと思うことは少ない。
特に私は恐怖心が壊れてしまったのか、映画でもジェイソン的な何かがゥワっと出て来ればビクッとはするだろうけれど、怪談で怖いと感じることはもうないようなので、只「怖い」怪談は私には面白くない。
「幽霊なんか信じていないけど一度だけなんか奇妙な体験をしたことがある」とか、遠野物語的に「こんな奇妙な言い伝えがあるんだけれど」みたいなのが美味しい。

あと実話怪談本は、大抵1冊に何十話か入っているので1話1話が短くて、電車で読むには丁度良い。

因みに便所にはトランジスタ技術(雑誌)と、ガチのオカルト学本が常備されている。
ガチのオカルト学を学ぶのは、一つには、民俗学興味から。
あと「オカルトを信じない」と言うにも、信じないモノの範囲を自分で或程度コントロールできるようになる為には、その信じないものについての知識も幾らかは必要なので。
「ダーウィン的進化論も現代貨幣理論もイェツィラーも概念枠もフロイト的精神分析もフライングスパゲッティモンスターも科学的価値は等価」とか誰かが言ったときに、ちゃんとイチイチツッコめるようになる為。

まあサテ置き。
本を読まなくなったという話。
良くないわなぁ。
特に紙の本は全然読んでない感じがする。
元々、私はそんなには本を読まない。
家にはそこそこの量の蔵書があるが、買ったものの殆ど手を付けていない本もかなりある・・・。
私には一人だけ、師匠と呼ぶ人が居るのだけれども、何年か前に出たその師匠の本も、開けば色々と考えてしまって一向に進まないので、私の頭の調子の良いときに読もうと思って、然し私の頭の調子の良いときなんてそんなものは存在しないので、結局ずっと机の上の手の届く場所に放ったらかしになっている。
非常に良くない。

ということで、紙の本を読もうキャンペーン。
蔵書を消化していきたい。
あとなんか本を読まなくなると、私は普段から基本的に何も考えていないので、私の頭が悪くなっていくスピードが増すような気分になる。
芥川龍之介ならトックの昔に自殺している唯ぼんやりした不安よ。
私は元々からして頭の方がよろしくないので自殺せずに済んでいるだけよ。

で、まあリハビリは必要かなと。
なんとなしに、リハビリには探偵小説とか怪奇小説なんかが良さそうに思える。

Amazonを開くと三津田信三の新刊がオススメリストに表示されていた。
興味深いけれども、でも三津田信三は分厚いからなあ・・・過負荷なリハビリになりそう。
と思って書架を眺めていると大分昔に買った三津田信三の短編集の「赫眼」が目に付いたので、取って読むことにした。
なんか痒い所を掻いてくれない感じの表紙が気に入っているんよね。
一度読んだ筈なんだけれども、内容は結構忘れている。
割と「怖い」部類の作品なので、怪談的恐怖心が腐って了っている私にはどうかと思ったのだけれども、今のところ結構楽しむことができている。