2020/08/09

7年振りにメインのモニターヘッドホンを新調する:beyerdynamic DT770PRO 80Ω

ヘッドホンよ。
モニターヘッドホン。

昔、ヘッドホン病に罹りかけた。
試聴できる店があれば行って片っ端から聴き比べまくったり、色々買い漁ったりしたけれど、結局 AKG の K271 シリーズに落ち着いていた。

K271 シリーズが好いのは、先ず音が私好み。
みんな大好き Sony MDR-CD900ST と比べると音が近過ぎず硬過ぎず。
ローはタイトだけど確っかり出ててよく聴こえるし、ハイも耳に刺さることが無い。
ずっと聴いていられる。
聴き取り易くて聴き易い、けどちゃんとモニターらしいフラットな出音でおかしいところはちゃんと判る。

因みに MDR-CD900ST はそもそも長時間連続使用できるように設計されていないように思える。
よく謂われる長時間の使用で耳が痛くなったり耳が疲れたりするという事実は MDR-CD900ST にとってマイナス要素ではない。
用途が違うのだ。
長時間連続使用をするならちゃんとそれ用のモニターヘッドホンを用意すべきだと思うし、そうでなければ耳を痛めてしまうように思える。
持ってたら何かと便利なヘッドホンではあるのだけども、少なくとも「スピーカーからでかい音が出せない環境でMix作業をしなければならない」とか「フツーに音楽聴くときにも使いたい」というような場合に一番最初に買うヘッドホンとしてはお勧めしない。

被り易さという面では、AKG のモニターヘッドホンはヘッドバンドのセルフアジャスト機構が素敵。
他のヘッドホンだと私の頭部におけるヘッドホンの最も座りの良い場所を探してヘッドバンドを伸ばしたり縮めたり前に遣ったり後ろに遣ったり角度を変えたりして結局決まらなかったりするけれども、そして仮に一度決まったとしても次被る時にはヘッドバンドを誤って伸ばしてしまったりして再びあれこれ悩まなければならなかったりするけれども、AKG のはセルフアジャスト機構のお陰で、何も考えず只ヘッドホンを被れば良い。
常に一番最適な場所に収まる。
また上から押さえつける力と横から挟み込む力が働いている所為か、めっちゃ安定する。
まあでもこればっかりは人に拠ると思う。頭の形とか大きさとか。

イヤーパッド。
或程度大きくて深みがあるのでドライバーが耳珠に当たったりしないのでずっと聴いてられる。
大きいと言ってもそこまでデカくはないので、耳朶は押さえられるけど。
あと臭くなってきたりひび割れてきたりしたら交換でき、交換品の入手性も良い。

それからケーブルが miniXLR コネクタで着脱式になってて、ケーブルの交換が容易であること。
ケーブルって、例えば audio-technica のだと被膜が布製で強かったりするけど、普通は結構被覆が破れたりしてダメになり易かったりするしね。
コイルケーブルとストレートケーブルの好きな方が選べるし。自作もアリ。
私は純正のストレートケーブルを使って、机の裏を回して机の下からケーブルを出すようにしている。
そうすることで、私の環境下では取り回しも良くなるし、ヘッドホン自体の交換も手元で素早く行うことができる。

そういう訳で K271 Studio をずっと使い続けていたけれどドライバーが劣化したのか微妙に音が遠くなったりして、K271 mkII を買ったものの音がちょい元気過ぎなのが少し気に入らなかったけどそのまま使い続けていた。
最近になって K271 mkII の右耳からビビリ音が聴こえるようになったので、また K271 Studio に戻ったりしてたけど、その K271 Studio も色々ボロボロになってきてしまっている。
交換パーツも手に入り難くなってきてるし・・・。
K271 mkII を買ったのが記録に拠ると 2013年 てことらしいので、一応7年ぐらいはメインのヘッドホンを買い替えてなかったということか。

K271 mkII のドライバーが多分ビビってるんだろうとアタリを付けて、ダメ元で Studio のドライバーを抜いて mkII のボディに移植するオペを行う。
ドライバーが乗ってる円盤状のパーツごと交換したかったのだけれど、形状に互換性が無かったのでドライバー自体を交換した。
ネジも Studio はポジドライブだけど mkII は普通のプラスだし。
ポジドライブのドライバー(工具)は持ってないので普通のプラスドライバーを使うんだけど、ナメそうで怖い。IKEA の家具とかもそう。
ドライバー(工具じゃなくてスピーカーの方)を交換するとなんか奇跡的に Studio と mkII のいいとこ取りみたいな感じになって、Studio のサウンドが復活した感じになった。
逆に Studio ボディに mkII ドライバーを乗せると、何故かビビリも無くちゃんと聴こえるけど(じゃあどこがビビってたんやろう)、音的には Studio と mkII の悪いところ取りみたいになって、やたらミッドが出るすげー元気で濃い音になった。
つうことで、mkII ボディ Studio ドライバーの機体をメインで使うようになった。
でもこれもいつまで使い続けられるのか・・・。

AKG の同系統では K240 mkII を買ったりしたけど、ミッドローが若干膨らみ過ぎで使い辛かったり、セミオープンなのでギターの演奏モニターにしようとするとギターの生音が聴こえてしまって使えなかったりで、モニターとしてはあんまり出番は無かった。
K271 より蒸れ難いしリスニング用途として考えるなら音は悪くはないので、ほぼ普段使い用になってた。
今改めて K240 mkII 買うぐらいならなら私は最近復活した K240 Studio かな。そっちの方が安いし、ローも膨らんでないし。

つうことで、ヘッドホンをそろそろ新調しようかと。
取り敢えず楽器演奏モニターにも使うので、遮音性のある密閉型である必要がある。

候補に上がったのは:
  • AKG K371
  • AKG K275
  • beyerdynamic DT770PRO 80Ω
K371 は新しくて AKG にしては珍しいイヤーカップが縦長楕円タイプで格好良い。
折り畳める。
私は折り畳み機構とか全然要らないけど、最近の AKG はなんか何でもかんでも折り畳みたがる。故障する可能性がある部分が増えて嫌なんだけど。
スペック的にも良さげだし、買う寸前まで行ったのだけれど、コレってイヤーパッド交換できないやんね?
これで10年戦えるか不安だったので、踏み留まる。
あとガチのモニターとしてはどうか分からなかったし。

K275 は K271 系統の現代版みたいな感じか。
値段も Soundhouse で 10,000円 切ってるし、一番手を出し易い。
シンプルでそこそこ頑丈そう(折り畳み機構は要らんけど)だし、今まで通りの感じでガシガシ使えそう。
K271 と比べると、見た目的にもなんかシンプルになって、ダイヤフラムは φ30 -> φ50 と大型化しているし、インピーダンスは 55Ω -> 32Ω と下がって感度が 104dB/V -> 109dB/V と3倍ぐらいに増えている。
セルフアジャストの機構がゴムから板バネになってるっぽい。
周波数特性は同じ。
イヤーパッドは交換できるけれど、純正品は私の近場では在庫抱えてる店も無いし、他のモニターヘッドホンの純正イヤーパッドと比べると現状若干手に入れ難い。
けど多分他のイヤーパッドが流用できると思う。多分。
でもなんかね・・・。
なんかビッと来んのよね。
なんか、あと1-2年もしたらディスコンになって新しいシリーズに取って替わられそうな予感がする。

あとは beyerdynamic DT770PRO 80Ω。
beyer のヘッドホンは結構インピーダンスのバリエーションがあるものが多い。
DT770PRO にも 32Ω、80Ω、250Ω のバリエーションがある。
32Ω だと上で挙げた AKG のと同じインピーダンスで、感度も高くはなさげなのでスマホとかポータブル機器でも多分ギリちゃんと鳴るぐらいかと思うけど、パワーのあるヘッドホンアンプでは(アンプの設計に拠るけど)ボリュームを絞った状態で聴かなければならなくなるのでアンプの特性に拠っては逆に音が悪いように聴こえる可能性がある。
まあ最近のヘッドホンアンプはボリュームを絞ってもちゃんと鳴るものも多いので、ローインピーダンスっつても 32Ω とかなら別に問題無いとは思うけど。
250Ω だとポータブル機器のパワーでは鳴らし切らないかも知れないけれど、逆にちゃんとしたパワーのあるヘッドホンアンプを使えばアンプを或程度確っかり電圧をかけた状態で鳴らせるので結果的に良い音で聴けるハズ。
80Ω はまあその中間ぐらいだけど、近年の他のメーカーの傾向からすると普通より若干インピーダンス高めという感じか。
スマホだと音量めっちゃ上げないといけなかったりするけどハイパワーなヘッドホンアンプでも気分良く使える、普通の家庭用アンプとかPCのオーディオインターフェースのヘッドフォンアウトが丁度良いぐらいの感じか。
まあそんな感じで、自分の環境に合わせてヘッドホンのインピーダンスを選択することができる。
因みにドイツの Soundhouse でお馴染みの Thomann で見てみると、80Ω版が一番人気っぽかった。
つうか Thomann だと DT770PRO 80Ω がヘッドホンの中で一番人気っぽい。

Thomann 良いよね。利用したことはないけど。
オリジナルブランドの Harley Benton が安くて素敵なアイテムが目白押しだし、リュートとかヴィオラダガンバとかハーディガーディとか、私の欲しいものは大抵売ってるし。
Thomann の倉庫に住みたい。
送料 6,000-7,000円 と税金類さえ払えば一応日本からも注文できるっぽい。

あと DT770PRO の場合はインピーダンス毎にケーブルも変わってくる。
32Ω は 1.6m のストレートケーブル、80Ω は 3.0m のストレートケーブル、250Ω は 3.0m のカールコード。
私的には 3.0m ストレートが良かったので、80Ω でOK。
ケーブルは着脱式じゃないので、気に入らなければ延長コードで延長するかハンダゴテを使って交換するかしなければならないけれど、交換自体はできるように設計されている。
ケーブルとかイヤーパッドとかの交換部品もまあまあ手に入れ易い。
因みに DT1770PRO ならケーブルは miniXLR コネクタになってて交換できるけど、4万円を超えるので手が出ない。

DT770PRO は上に挙げた AKG のものに比べると一昔前のものだしケーブルも miniXLR じゃないし。
あと beyer のヘッドホンって、昔聴いた感じだと若干ローがモタッとしてたような気がするんよね・・・。
でもそれが DT770 じゃなくて DT250 だった気もするのよね・・・。

他にも audio-technica ATH-M50x とか Sony MDR-7506 とかも一応検討はした。
ATH-M50x はケーブル着脱式だし(miniXLR じゃないけど)装着感も音も好かったと思うんだけど、 2万円 近くして高いので却下。
MDR-7506 は音は好きなんだけど、慥か装着感が若干私に合わなかったように思うし、固定のカールコードなので却下。

つうことで、色々検討してみた結果、DT770PRO 80Ω を買った。
私には初の beyerdynamic なんじゃないかね。
早速箱から出して音を聴いてみる。
解像感はある感じがするんだけど、ローのボアボア感がミッドをマスクしていてハイがまあまあ耳に刺さる。
Led Zeppelin の Houses of the Holy の the Ocean のギターソロの後ろで鳴ってる、ピザ屋からの電話のコール音が殆ど聴こえない。
ハイハイこういうの知ってる知ってる。エージングが要るヤツでっしゃろ?
つうことで夜寝てる間に PC 内のライブラリをシャッフルで鳴らしっ放しにして慣らす。
(因みにこの電話のコール音は、Robert Plant がピザの出前を注文したけどピザ屋が注文内容を忘れたか何かで折り返してきた電話のコール音が録音されちゃった、とかそういう話だったと思う。知らずにヘッドホンで聴いてると電話がかかってきたのかと思って一瞬ビクッとなることでお馴染み。)

一晩鳴らし続けて朝起きて聴いてみると、大分良くなってきてたけどまだ一寸ローのボアつきがあった。
なのでもう一日、断続的に鳴らし続けた。

で、今の音。
ローのボアボア感も消えてピザ屋の電話もちゃんと聴こえる。
ハイも刺さることは無い。
K271 と比べると、意外と近い音だった。
K271 の方が若干ミッドが強くてスッと耳に入ってくる音で、 DT770 の方がローとハイが前に出ててレンジが広いように感じる系の音で、然しドンシャリという程ではないし、MDR-CD900ST みたいな硬い音という訳でもない、ナチュラル系な音。
まあ K271 と同系統と言ってしまって良いと思う。
またどちらかでなければ聴き取れない音があるという訳でもない。
これならすぐにでも乗り換えられる。乗り換えても全然違和感が無い。
無理に違いを挙げるなら DT770 の方がノイズとかは見つけ易そうけど K271 の方が各楽器の具合が分かり易いような感じがする、という感じか。
一番の違いはローかな。
どちらも「タイト」という分類に入ると思うけど、DT770 の方がローが強い。
でもまあ、微々たる違いと言って良いと思う。

装着感は、私には意外と合ってた。
K271 よりイヤーパッドが大きめで耳も耳朶まですっぽり収まるし、側圧もそこそこあって安定感がある。
大きいイヤーパッドのお陰で圧力が分散されるので側圧の割には圧迫感も少ない。
イヤーカップが横方向にも良い感じに回転するので、どこかに変な圧力がかかることも無い。
長時間でも疲れないと思うし、特に問題無し。
でも「自然な装着感」という意味では K271 の方が私には合ってるかな。
慣れもあるかも知れないけれど。

遮音性は K271 にベロアイヤーパッドを取り付けた場合と大体似たようなものだけど若干 DT770 の方が遮音性が低いかな、というぐらい。
まあ普通の密閉型ヘッドホン、という感じで申し分無い遮音性。
音漏れも、音量を合わせて太腿を挟んで音を鳴らした感じでは K271 の方が若干音漏れが少ないかな、ぐらいの感じ。
スペックシートに拠ると、レザーのイヤーパッドに交換すると 2dB 遮音性が上がるらしい。

あと K271 との違いで言えば、K271 はヘッドホンを頭から外すと音が切れるようになっていたけれど、DT770 にはそんな機能は無い。
たまに役立つことはある気がするけど、まあ別に要らんっちゃあ要らん機能か。

まあそんな感じで。
暫くは DT770 とフランケンシュタインな K271 とをメインのヘッドホンとして併用する感じになると思う。

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Soundhouse
beyerdynamic DT770PRO 80Ω
beyerdynamic DT770PRO 80Ω
AKG K271 mkII
AKG K271 mkII
AKG K371
AKG K371
AKG K275
AKG K275

2020/08/02

Houses of the Holy の2014年リマスター版を買うかどうか問題

私の宗教の神の一柱であるところの Led Zeppelin の CD を PC に取り込んだデータがあるのだけれど、幾つかは iPod の時代に取り込んだもので非可逆圧縮の .m4a のヤツだったりするし、何故かアルバム最後の曲の終わりの2-3秒が欠落しているものも幾つかあったりする。
Presence と Coda は2014年のリマスターのヤツ、オマケ CD が付いてくるヤツも持ってるのだけれど、オマケ CD はリマスター版を買ったときに取り込んでるみたいだけどメインの方の CD はリマスター版じゃない古い CD のデータのままっぽかったり。
つうことで、取り敢えずスタジオ盤は全部 FLAC フォーマットで取り込み直しをすることにした。

取り込みに失敗してまた最後の数秒が欠落してる、みたいなことが起こると厭だったので、エラー検証しながらの取り込みにした。
そうすると Houses of the Holy でエラーが起こっていた。
エラーを無視して取り込んでみると、音飛びまではいかないものの、何曲かでノイズが乗る。
盤面を見てみると、結構傷が入っている。
これは恐らく CD Walkman 時代に付いた傷だろう。
私の持っていた Sony の CD Walkman はバッテリーの蓋が CD の盤面の下に付いていて、鞄の中に入れて移動中とかに勝手にそのバッテリーの蓋が開いて CD の盤面を傷つけるということがよくあった。
何枚もの CD を CD Walkman にやられたものだ・・・。
私も昔は Sony に対して恨みを抱く者の内の一人だったのだけれど(当時は何故かそういう Sony 嫌いが多かったのだ)、フルデジタルのオーディオアンプ TA-F501 の音を聴いて許した。

つうことで、Houses of the Holy の2014年リマスター版を買うかどうか迷い中。
でもこれ買ったら IV とかも買わないと不可ないような気分になるし、IV 買ったら他のも全部買わないと不可なくなる気がする。

2020/07/27

下顎マウスピースで寝る

横向いて寝てるときに舌が下奥歯に当たって痛くなることが度々ある。
或は舌が肥大しているように感じられ、下顎内の収まるべき容積からはみ出した部分が奥歯で削られるような感覚。
口を開いているときは勿論、奥歯を噛み締めているときでも奥歯の先端が舌の側面に当たる。
舌が痛くて寝難いし、起きてる間もずっと違和感がある。
つうことで、マウスピースして寝られへんかと。
湯に浸けて歯型採るタイプのヤツ。
マウスピースで舌を先の尖った奥歯から保護するのだ。

あと特に上を向いて寝るとき、顎と舌の位置が定まらない。
生まれてこの方ずっと。
顎を噛み締めてで咽を開けた状態が一番呼吸し安いのだけれども、ずっと舌根と顎に力が入るし肩こりも悪化しそうで嫌。
逆に意識して力を抜くと顎がダランと落ちて舌根も下がり、呼吸がし辛くなる。
マウスピースを付けて寝ることで、なんかこの辺がうまいこと解決せんかなあと。

以前マウスピースしながら寝ようと試みたことはあったのだけれど、違和感が凄過ぎて寝られたもんじゃなかった。
涎も垂れ流しになるし。

一応、以前筋トレに使おうと思って作ったけど結局あんまし使わんかったものを出してきて、付けて寝みたのだけれど、やっぱ寝るには違和感があるし、そもそもマウスピースが上顎に付けるものなんで下の奥歯から舌は余り保護されていない。

じゃあ逆に下顎にマウスピースを付けてみりゃいいんじゃね?ってことで、マウスピースを湯に浸けて、下顎用に作り変えてみる。
何度かやり直して、カンペキではないけれども「まあこんなもんか」というぐらいのものができた。
ちゃんと舌も下奥歯から保護されている。
違和感もなんか少なくなってそのまま眠れそうだったので一晩寝てみたけれど、朝起きたら肩凝りも酷くなってるしなんか余計に疲れた感じだった。
ううむ。
マウスピースして寝るにも結構慣れが必要、みたいな話も聞くので、一寸これで根気良く続けてみるべきか・・・。

2020/07/10

温度が重要:スペイサイドウィスキー編

スッキリ甘口フルーティでお馴染みの Speyburn。
スコッチウイスキー。
名前からしてスペイサイドかと思ってたらボトルに Highland って書いてあるので、ああ実はスペイサイドじゃなくてハイランドなんか、Strathila (ストラスアイラ)がアイラモルトじゃなくて実はスペイサイドでした、みたいなもんか、と思って Speyburn の Web サイト見てたらボトルのデザインがいつの間にか新しくなってて、Speyside single molt の表記になってた。
Wikipedia でもスペイサイドの分類になってたし、やっぱそのまんまスペイサイドでよかったんか。
まあどうでもいいけど。
因みに Strathila のオフィシャルボトルが無くなってしまって価格が高騰してるけど、元々あんまし好きじゃなかったのでこれもまあどうでもいいっちゃあどうどもいい。

で Speyburn よ。
旧ボトル版だけど、大分前に買って少し呑んで、ずっと棚の中で忘れ去られていて、それを少し前に発掘したのだけれど、コルクが弱くなってしまっていて開栓時に折れててしまった。
しゃあなしで中身を Stone's Ginger Wine の空き瓶に詰め替えて、また少しの間忘れていた。

そろそろウィスキーでも呑むかとなって、栓の開いてるのが Blanton's とジンジャーワインの瓶に入った Speyburn だけだったのだけれどもバーボンの気分でもなかったのでノージンググラスを出してきて Speyburn を注ぐ。
ホントは Ardbeg がよかったんだけど、開いてるヤツが無い。
Laphroaig も高くなってきて Ardbeg と殆ど値段変わらんか寧ろ Laphroaig の方が高いぐらいになってきてしまったんで、最近は専ら Ardbeg。
そういや Ardbeg の 5年モノがオフィシャルで出るみたいね。

Speyburn に口を付けてみると、記憶していたよりも樽感が強く出てて一寸バランス悪く感じられた。
なんやろう、栓開けてから時間が立ってるからか、ジンジャーワインの空き瓶に入れてたからなのか、或は気温の関係か。
でもジンジャーワイン感は無いし。ちゃんと瓶も洗ったと思うし。
気温の関係なら、冷やしてしまえばいい。
つうことで冷やす。
氷を入れると薄くなるのが嫌だったので、冷蔵庫に入れておいて、アテを作ったり買い置きの食品の在庫をチェックしたりする間放置する。
そして冷蔵庫に入れたことを忘れて、作ったアテを片手にグラスを探し回る。
これが噂に聞く老いというヤツか。
あと冷蔵庫に直でウィスキーの入ったグラスを入れておくと、冷蔵庫の中がウィスキー臭くなるということを学んだ。

冷蔵庫で冷やした Speyburn、スッキリした甘さが立って樽臭さが抑えられて、思ってたような風味になった。
やっぱ一寸冷やした方がいいのか。
確かに Glenlibet とかもヌルいとイマイチな感じがする。
炎天下で呑んだ Glenlibet は慥かにイマイチだった記憶がある。
爽やか系のスペイサイドは、暑い日は或程度冷やすといいのかも知れない。

5分ぐらい経つと温度が戻って味も戻ってきた。
やっぱ酒でも料理でも温度が重要ということですな。

任意のグラスに入った酒を冷やし続ける簡単な方法ってなんか無いかね。
28℃までの室温下で酒を10-15℃ぐらいに冷やせる感じのもの。
ワインとかにもいいよね。
例えばペルチェ素子入りコースターとかか?
でもコースターじゃ足のあるグラスは意味無さげだしな・・・。
電源繋ぐのメンドいし。
そういやステンレスの氷(氷の形のステンレス)みたいなのがどっかに売ってたような気がする。
表面積を確保する為に、塗料撹拌用のステンレスボールとかがいいのかね?
でも金属は金属で味変わってしまいそうでもある・・・。
或は小さめのガラスボールとかか?

2020/07/06

JB の代役

朝、微睡みの中で、急遽、私の宗教における神の一柱であるところの Jeff Buckley の代わりにステージに立つことになってしまっていた。
否、慥か、昨日か一昨日の夜ぐらいにそんな話が出ていたような気もする。
でも何も用意していない。
ベッドの上でグズグズしている。

今日の夜にアメリカへのフライトがあって、日を跨いで昼前には現着して、その夜に2回公演、というスケジュールになる。
チケット類は全部用意されている。
昼からは外にサボテンの花でも咲いているような砂で埃っぽいステージ裏から搬入があって、夜には涼しくなって、半屋外のステージでそこそこ着飾った客が入ってディナーショーみたいな感じになる。
Jeff Buckley のライブなので、当然 Jeff Buckley の曲を演る訳だ。
セットリストは予め決まっているらしいけれども、彼は死んでしまっているのだし、こっちで或程度は勝手に変えてしまってもいいだろう。
覚えていない曲も結構あるし、つうかライブ盤にも入ってないようなレア曲とかあるし、手持ちに2回公演分を保たせるだけのネタも無いので、今からできそうな曲を選んで覚えられるだけ覚えなければならない。
フライトまでに一回スタジオの個人練入って確認と声出ししておく必要がある。
個人練予約しないと。
アレンジも、現地のメンバーと合わせる必要があるので、簡単に対応できる変更に留めておくべきだろう。
誰が来るのか分からないけれど、まあでもヘタなメンバーは呼ばないだろう。
主張の強い系のギタリストでも来てくれればそいつを中心に回せるんだけど、ヘタに全員後ろに回って合わせに来られたり「言われた通りのことができます」系が来たりすると演り難い。
まあでもその辺は心得ているメンバーが来てるよね?Jeff Buckley 演んねやぜ?
でもサイアク弾き語りスタイルにしてしまえばどうとでもなるか。

取り敢えず CD 全部引っ張り出してきて、セットリストと突き合わせることから始めなければならない。

これは身に余りまくる程名誉なことだし今までのクソみたいな自分と生活に決別するチャンスでもある。
解っている。解っているんだけれども。
面倒臭ぇよなあ・・・。

そんなことが頭の中を流れていくのを感じながら、ベッドの上でグズグズしている。

・・・という夢を見た。

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頭皮から脂の乗ったチヌの身の香りがする。

2020/06/08

ファイルサーバーに Ryzen 3 3200G というラグジュアリー

Core2Duo 時代の PC、Linux Mint を入れてファイルサーバーにしていたものが、遂に使い物にならなくなってしまった。
近頃はファイル転送をするだけで CPU ファンが MAX で唸ってたりしたのだけれど、ここ何日かは気温が上がった所為かそこそこの頻度で熱暴走でシャットダウンするようになってきてた。
CPU ファンのグリスを換えれば若しかしたら復活したかも知れないけれど、10年以上使っててもう大分古くなっているのでそろそろ中身を入れ替えてもいいんじゃないかと。

つうことで、マザーボード + CPU + メモリ を買ってきて入れ替え。

ファイルサーバーなので、ぶっちゃけ Celeron とか ATOM とかの CPU 込みのファンレスマザーボードとかでも全然良いと思うのだけれど。
でも一寸贅沢心が芽生えてしまった。

CPU が AMD Ryzen 3 3200G。
自分用のファイルサーバーには完全にオーバースペック。
マザーボードは ASUS の MicroATX の B450 チップセットの安いヤツ、メモリは 8GB 1枚 で、全部で大体 2.5 万円弱ぐらい。
出費。
CPU 入りマザーとかなら 1 万円ぐらいで大体揃いそうなので、残りの金で今だと 8TB の HDD とか買えた訳だ。8TB も要らんけど。

Ryzen だと結構良い CPU クーラーが付いてるのが好い。

部品が Amazon から届いたので、旧 PC のケースからマザーボードを外す。
外したマザーボードをよく見てみると、CPU クーラーのネジが緩んで一寸浮いてただけだった。
やってしもた・・・。
熱暴走で CPU クーラー辺りが怪しいのは判ってたんだし、せめて一寸触ってみるなりして確認ぐらいしとけばよかった。
ネジ回すだけで解決できたのに 2.5 万も使ってもうた。
2.5 万もあったら安いギターでも買えたかも知れない・・・と思って Amazon を見てたら、安いギターが軒並み品切れ品薄もしくは普段より高くなってた。

出費は痛いが買ってしまったものは仕方が無い。
新しい部品があるのに古い部品を使い続ける理由も無いので、入れ替えを決行する。

旧 PC の Linux Mint も色々入れたり弄ったりし過ぎてなんかよく分からん状態になってるので、これを機にクリーンインストールすべきか迷わしいトコロ。
若しブートドライブにしてる SSD をそのまま繋ぐだけで電源入れて起動しなかったら問題解決に動くよりもクリーンインストールしてしまおう、と決心して SSD を繋いで電源を入れたら途中でコケたので、クリーンインストール決定。

クリーンインストールするに当たって OS は、ファイルサーバーなんで Ubuntu Server とかでもよかったんだけど、たまに Linux デスクトップで遊びたくなる病が発症するので結局今まで通り Linux Mint の Mate 版にした。
リソースを切り詰めなければならない理由も無いし、GUI があった方が何かと楽だし。

Samba を入れて一通り設定して終了。

新しくはなったのだけれど、ファイルの転送速度が言う程上がるでもなし、あんまし新しくなった気がしない。
やっぱ勿体無かったか・・・。

2020/06/02

アペロール&カンパリ

急に初夏。
今年は春が長めだったような気がする。
例年は、革ジャンorコートを脱いだ後、ジャケットを着る時期が短いとぼやくものだけれど、今年はいつもよりジャケット期が長めだった気がする。
今年は例年の綿のジャケットの代わりに薄手の革ジャンをメインで着てた所為かも知れないけれど。
なんか革ジャンの方が対応できる気温の幅が広い気がする。

その代わり今年は長袖のシャツ期が短くて、ジャケット期のあとすぐに半袖期になった。

暑いし、髪を切った。
ホントウは自粛期間中にでも行くつもりにしてたけど、結局明けてからになった。
首の後ろに紫外線を感じる。

つうことで、アペロール&カンパリの季節。
カンパリは大抵、スプモーニのトニックウォーターを炭酸水に替えてカンパリ多めのグレープフルーツちょい控えめぐらいで呑んでる。
めっちゃ呑み易くてすぐ酔う。
アペロールはアペロールスプリッツをベースに色々試行錯誤している。
今は空けてる白ワインが無いのでノイリープラットとミードを混ぜたものを代わりにしたりしている。
白ワインは普段は甘くて華やか系のリースリングしか買わないので、アペロールスプリッツには悪くはないけど完璧ドンピシャではないぐらいの感じ。
かといってアペロールスプリッツの為に一本買うのもなんとなしに憚られるし。
無限に酒瓶が増殖していくし、増殖しても大して呑まないし、アリモノでどうにかしたい。
アペロールはもうちょい美味くできそうな気がするし、もうちょい研究が必要かな。

カクテルは或程度甘いのが好きなんだけれど、甘過ぎても口に残って厭。
リモンチェッロも、今冷凍庫の肥やしになってるアマルフィのヤツはちょい甘さがクドめで、なかなか減らない。
クリームチーズに掛けたりするのだけれど、微々たるもんやし。

柑橘リキュールをスッキリ呑みたい。
柑橘系と言ってもこの場合コアントローも一寸違うんだけど。
シトロンジェネバとかもなんか違うし、甘さの強い柑橘リキュールを甘さを抑えてスッキリ呑みたいのか。
ううむ。
なんか逆にシトロンジェネバでいいような気がしてきた。
でも多少渋みが要るんかなあ・・・。

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Amazon
Noilly Prat
Limoncello di Capri
Aperol
Campari