2020/06/08

ファイルサーバーに Ryzen 3 3200G というラグジュアリー

Core2Duo 時代の PC、Linux Mint を入れてファイルサーバーにしていたものが、遂に使い物にならなくなってしまった。
近頃はファイル転送をするだけで CPU ファンが MAX で唸ってたりしたのだけれど、ここ何日かは気温が上がった所為かそこそこの頻度で熱暴走でシャットダウンするようになってきてた。
CPU ファンのグリスを換えれば若しかしたら復活したかも知れないけれど、10年以上使っててもう大分古くなっているのでそろそろ中身を入れ替えてもいいんじゃないかと。

つうことで、マザーボード + CPU + メモリ を買ってきて入れ替え。

ファイルサーバーなので、ぶっちゃけ Celeron とか ATOM とかの CPU 込みのファンレスマザーボードとかでも全然良いと思うのだけれど。
でも一寸贅沢心が芽生えてしまった。

CPU が AMD Ryzen 3 3200G。
自分用のファイルサーバーには完全にオーバースペック。
マザーボードは ASUS の MicroATX の B450 チップセットの安いヤツ、メモリは 8GB 1枚 で、全部で大体 2.5 万円弱ぐらい。
出費。
CPU 入りマザーとかなら 1 万円ぐらいで大体揃いそうなので、残りの金で今だと 8TB の HDD とか買えた訳だ。8TB も要らんけど。

Ryzen だと結構良い CPU クーラーが付いてるのが好い。

部品が Amazon から届いたので、旧 PC のケースからマザーボードを外す。
外したマザーボードをよく見てみると、CPU クーラーのネジが緩んで一寸浮いてただけだった。
やってしもた・・・。
熱暴走で CPU クーラー辺りが怪しいのは判ってたんだし、せめて一寸触ってみるなりして確認ぐらいしとけばよかった。
ネジ回すだけで解決できたのに 2.5 万も使ってもうた。
2.5 万もあったら安いギターでも買えたかも知れない・・・と思って Amazon を見てたら、安いギターが軒並み品切れ品薄もしくは普段より高くなってた。

出費は痛いが買ってしまったものは仕方が無い。
新しい部品があるのに古い部品を使い続ける理由も無いので、入れ替えを決行する。

旧 PC の Linux Mint も色々入れたり弄ったりし過ぎてなんかよく分からん状態になってるので、これを機にクリーンインストールすべきか迷わしいトコロ。
若しブートドライブにしてる SSD をそのまま繋ぐだけで電源入れて起動しなかったら問題解決に動くよりもクリーンインストールしてしまおう、と決心して SSD を繋いで電源を入れたら途中でコケたので、クリーンインストール決定。

クリーンインストールするに当たって OS は、ファイルサーバーなんで Ubuntu Server とかでもよかったんだけど、たまに Linux デスクトップで遊びたくなる病が発症するので結局今まで通り Linux Mint の Mate 版にした。
リソースを切り詰めなければならない理由も無いし、GUI があった方が何かと楽だし。

Samba を入れて一通り設定して終了。

新しくはなったのだけれど、ファイルの転送速度が言う程上がるでもなし、あんまし新しくなった気がしない。
やっぱ勿体無かったか・・・。