2020/07/10

温度が重要:スペイサイドウィスキー編

スッキリ甘口フルーティでお馴染みの Speyburn。
スコッチウイスキー。
名前からしてスペイサイドかと思ってたらボトルに Highland って書いてあるので、ああ実はスペイサイドじゃなくてハイランドなんか、Strathila (ストラスアイラ)がアイラモルトじゃなくて実はスペイサイドでした、みたいなもんか、と思って Speyburn の Web サイト見てたらボトルのデザインがいつの間にか新しくなってて、Speyside single molt の表記になってた。
Wikipedia でもスペイサイドの分類になってたし、やっぱそのまんまスペイサイドでよかったんか。
まあどうでもいいけど。
因みに Strathila のオフィシャルボトルが無くなってしまって価格が高騰してるけど、元々あんまし好きじゃなかったのでこれもまあどうでもいいっちゃあどうどもいい。

で Speyburn よ。
旧ボトル版だけど、大分前に買って少し呑んで、ずっと棚の中で忘れ去られていて、それを少し前に発掘したのだけれど、コルクが弱くなってしまっていて開栓時に折れててしまった。
しゃあなしで中身を Stone's Ginger Wine の空き瓶に詰め替えて、また少しの間忘れていた。

そろそろウィスキーでも呑むかとなって、栓の開いてるのが Blanton's とジンジャーワインの瓶に入った Speyburn だけだったのだけれどもバーボンの気分でもなかったのでノージンググラスを出してきて Speyburn を注ぐ。
ホントは Ardbeg がよかったんだけど、開いてるヤツが無い。
Laphroaig も高くなってきて Ardbeg と殆ど値段変わらんか寧ろ Laphroaig の方が高いぐらいになってきてしまったんで、最近は専ら Ardbeg。
そういや Ardbeg の 5年モノがオフィシャルで出るみたいね。

Speyburn に口を付けてみると、記憶していたよりも樽感が強く出てて一寸バランス悪く感じられた。
なんやろう、栓開けてから時間が立ってるからか、ジンジャーワインの空き瓶に入れてたからなのか、或は気温の関係か。
でもジンジャーワイン感は無いし。ちゃんと瓶も洗ったと思うし。
気温の関係なら、冷やしてしまえばいい。
つうことで冷やす。
氷を入れると薄くなるのが嫌だったので、冷蔵庫に入れておいて、アテを作ったり買い置きの食品の在庫をチェックしたりする間放置する。
そして冷蔵庫に入れたことを忘れて、作ったアテを片手にグラスを探し回る。
これが噂に聞く老いというヤツか。
あと冷蔵庫に直でウィスキーの入ったグラスを入れておくと、冷蔵庫の中がウィスキー臭くなるということを学んだ。

冷蔵庫で冷やした Speyburn、スッキリした甘さが立って樽臭さが抑えられて、思ってたような風味になった。
やっぱ一寸冷やした方がいいのか。
確かに Glenlibet とかもヌルいとイマイチな感じがする。
炎天下で呑んだ Glenlibet は慥かにイマイチだった記憶がある。
爽やか系のスペイサイドは、暑い日は或程度冷やすといいのかも知れない。

5分ぐらい経つと温度が戻って味も戻ってきた。
やっぱ酒でも料理でも温度が重要ということですな。

任意のグラスに入った酒を冷やし続ける簡単な方法ってなんか無いかね。
28℃までの室温下で酒を10-15℃ぐらいに冷やせる感じのもの。
ワインとかにもいいよね。
例えばペルチェ素子入りコースターとかか?
でもコースターじゃ足のあるグラスは意味無さげだしな・・・。
電源繋ぐのメンドいし。
そういやステンレスの氷(氷の形のステンレス)みたいなのがどっかに売ってたような気がする。
表面積を確保する為に、塗料撹拌用のステンレスボールとかがいいのかね?
でも金属は金属で味変わってしまいそうでもある・・・。
或は小さめのガラスボールとかか?