2016/03/21

YAMAHAのエレクトリックバイオリン、YEV104

YAMAHAのエレクトリックバイオリン(→YAMAHA)。
YEVシリーズ。
わお、かっけー。
YAMAHAなのに全然イモくない。
YAMAHAの楽器で初めて、スペックも含めてイケてると思った。

私の勝手なイメージでは、YAMAHAの楽器というと実直だけれどもどこか必ずクールでないところがあるとか先進的なアイディアをどこかイモい形で具現化してる、みたいな感じ。
もう一歩が足りないというか。アツくないというか。業務用臭さが抜けないというか。
モノは良いんだけれど、実際使うとなるとどこかグッと来る部分が欠けてる感じ。
オーディオ系まで含めるならYAMAHAは結構好きなのが多いのだけれど。
オーディオアンプとか。コンポとか。モニタスピーカーとか。
ああ、ギターのシミュレーターアンプ。アレは良いモノだ。楽器そのものとは少し違うけれど。

だけど、このエレクトリックバイオリンで、YAMAHAの楽器のイメージが少し変化した。
見直したと言っていい。

本体7.5万円で思ったより安いし。
ピックアップが元からパッシブで電池要らずだし。
重量は重めっぽいけど。
普通のバイオリンの肩当てとか使い回せるし。
何よりも見た目が兎に角素晴らしい。

ジャックの位置はどうかね。使ってみないと判らんかね。
あとボリュームの位置は演奏中に触らない方向の設計かね。
ピックアップが駒と一体になってるみたいなんで、多分駒は(簡単には)交換できなさそう。
駒とか駒下とかにピックアップ仕込む方式はあんま好きじゃないだけど・・・まあ音次第か。

古いサイレントバイオリン(SV120)を使っているのだけれど、アレ、ザ・YAMAHAという感じ。
ブリッジ下のアクティブピエゾピックアップで音拾うんだけど、出音がマジ使えねえ。
まあ練習用モデルなんで、出音に多くは求めてはいけないのかも知れないけれど。
要らんリバーブとか付いてるし。
本体に電池載せる必要があるし。
肩当てがないと使えないのだけれど、専用品しか使えない。
顎当てもテールピースも一体型で交換できないし。

流石YAMAHAだけあって生音はそれはそれとして結構悪くないので、自分でパッシブのピエゾピックアップ作って本体に貼り付けてる。
弾いた感じも、肩当ての設定自由度が低かったりするが、バイオリンとして弾き難いとかいう訳ではない。
新しいエレクトリックバイオリンと比べて優れている唯一の点として、駒は交換可能。
なので、ちょい硬めの駒を買ってきて加工し、弦の当たる部分に蝋を染み込ませて使っている。
因みに駒の足の形状はフラットで、他のバイオリン用に加工したものをそのまま使いまわしたりとかはできないし、サイレントバイオリン用に加工した駒を他のバイオリンに転用することもできない。

つうことで、新しいエレクトリックバイオリンがマジ欲しい。
まあまともにバイオリンの練習してないので全然弾けてないんすけどね。

6月発売という話。
10月にはPlaystation VRを買わんといかんしなあ。
宝くじを買わずして当てる方法とかないかね。
取り敢えず手始めに100万円ぐらいでいいです。
慣れてきたら億単位でお願いします。

一生遊んで暮らせるだけの金が欲しい。
地位とか名誉とかも別にあっても構わない。
取り敢えず一生遊んで暮らせる金が欲しい。

怠けども怠けども我が暮らし楽にならざり。