2021/11/23

ショートスケールベースのステンレスラウンドワウンド弦

ショートスケールの Squier Jaguar Bass にステンレス弦をかなりの期間張りっ放しにしてて、音がまあまあ死んでる。
死んだ弦の音も嫌いじゃないけど、ベース本体自体を元々若干太めの音が出るようなチューニングにしてることもあって、アンプの音作りがイマイチ思うようにいかない。
まあピックアップの高さ調整をするなりして誤魔化してもいいんだけど、どうせならそろそろ弦を交換するか、と。
家に在庫も残ってないし、買わないと、と思ってお気に入りの弦を買おうとしたら、いつの間にやら終売になっとる。
D'Addario の ProSteels EPS170S。
気に入ってたのに。
マジか。

新しくショートスケールのステンレスラウンドワウンド弦を探したんだけど、選択肢が有名所では DR の Hi-Beam SMR-45 か Rotosound の RS66S ぐらいしか無い。
ニッケル弦とかフラットワウンドならそこそこ種類があるんだけど・・・。
DR の SMR-45 は 0.045-0.105 のセットで太め寄りの標準セット、Rotosound の RS66S は 0.040-0.090 の結構細めセット。
気に入ってた D'Addario の EPS170S が 0.045-0.100 の細め寄りの標準セットで、4弦の音が少し太過ぎに感じてたので、じゃあもうちょい細めがいいかと思って RS66S を買ってきた。
Rotosound の弦は、私のロングスケールのベースにはステンレスの Billy Sheehan モデルを張ってるし、ギターにも Elixir を張るようになる前は一時期張ってたこともあるしで、結構気に入っているし。
あと Rotosound はステンレスのラウンドワウンドにも飾り糸が付いててイイよね。

早速張ってみた。
トラスロッド調整とオクターブ調整(めっちゃブリッジ側に下げなければならなかった)をして弾いてみたんだけど・・・細過ぎる。
素材的な滑りは Pro steels よりある感じだけど、テンションの緩さで指弾きだと指が引っ掛かる。
左手は楽なんだけど。
音もビンビンで、ピック弾きだとクラビネットみたいな音になる。
テンションが低過ぎて弾き難いし、音程も安定感が無い感じがする。

まあ慣れもあるんかと思って1週間程弾いてたら、指も慣れてきて音も落ち着いてきた。
4弦もショートスケールっぽさを残しながらも腰が弱過ぎず重過ぎず、まあ悪くない。
けど少し強く弾くと弦がビヨーンとなってシャープしてしまって、やっぱ音程の安定感が無い気がする・・・。
イヤ、普通に弾いても音程が悪い。
あと3弦が飛び抜けて太くてバランス悪い感じがする。

ううむ、やっぱ私には太くて硬い弦の方が弾き易いかな。

或はステンレスラウンドワウンドに拘らずに弦探しの旅に出なければならないのかも知れない。
サイアク、ロングスケール弦を張るという手もあるんだけど、巻数が稼げなかったり弦の太いトコロを曲げる必要があるのでチューニング安定性という点ではまあ良くはならないし、それを補うぐらいの機能的に有利な点も思い付かないし、あんまし好きじゃないんよね。