2016/09/24

青軸MajestouchBLACKを買った話

やっちまった。
いつかはやるんじゃないかと思っていたけれど、或は若しかしたら私は一生やらないで済むかもとも思っていたのだけれども、でもやっぱりやってしまった。

一寸良いキーボードを買った。
MIDIキーボードじゃなくて、PCで文字をタイプするキーボード。
Filcoの青軸、10キー付き108の、キートップに印刷が無くて前面に印刷してあるタイプ。
MajestouchBLACK(→Amazon)。
今まで使ってたキーボードに不満が出てきたでもなく、また悪くなったでもなく。
文字を打つ機会が増えたでもなく。
たまたま安くなってたでもなく。
特に説得的な理由も無く。
只、なんとなく買ってしまった。

Amazonで10,000円ちょいぐらいだった。
今までElecomの1,000円前後のを使ってたので、それと比べると10倍ぐらいの値段。
因みに3,000円ぐらいまでのキーボードを私は大量に持っている。
突如、今持っているのよりももう一寸マシなキーボードを買おうと思い立って、まあ5,000円までぐらいならと思って探していたのだけれど、その価格帯だとゲーミング用のとかでそこそこ良さそうなのはあったにはあったのだけれども、結局どれもどうも決定打に欠けた。
ファンクションキーがフルサイズで、キー配列が一般的なもので縮小や省略が無く、日本語配列で、スペースバーが長くて、10キー付き、というのが必須の条件。
例えば英字配列なら安くて良さげなのがあったりするんだけれど。

或は東プレのも迷ったけど、20,000円ぐらいるすのでビビって結局Filcoのにした。
かな表示無しの前面印刷なので見た目的にも一寸カッコイイし。
Filcoのこのクラスぐらいだとキー自体もABSか何かで高級感があり、硬くてマットで滑り難いタイプ。
キーボード自体も重くシッカリしていて置いたときに安定感がある。

スイッチの軸は赤と青で迷った。
青軸はタッチがちょい重めでカチャカチャという音とクリック感があるヤツ。
赤軸はタッチが軽くてヌルッとスコッとタイプできる。
多分、普通は、赤軸が正着なんだと思う。
青軸は重いのでなんとなく疲れる感じがするし、カチャカチャとそこそこ音デカいので気分に依ってはうるさく感じることがあるし。
あとキーを押し込んでいったときや逆に押し込んだキーを戻すとき、クリック感がある深さと実際にスイッチがONになる深さとが別なので、タイプする時にキーの上空から指を確っかり叩き込んでまた戻すときは確っかりキーから指を離す感じでガシガシタイプする人には良さそうなんだけれど、私は最小限の動きでタイプしたいレガート派なのでたまに指の押し込みや戻しが甘かったりしてタイプミスする。
慣れもあると思うけれど。
そして多分、クリック機構の分赤軸より機構が多いのでスイッチ故障のリスクが高くなりそう。
赤軸はスコスコ打てて音も静かだし、恐らく青軸と比べてタイプミスとかも少なくできそうで、実用性重視という感じがする。
普通は赤軸を選ぶべきだと思うんだ。
でもやっぱ青軸のタッチの確っかりした重さとチャカチャカ感は捨て難い。

昔Elecomから出てた安いメカニカルキーボードを持ってるのだけれど、アレもクリック感がるタイプで、ガションという音がかなりデカくて結局使わなくなってしまった。
やっぱ私はこのカチャカチャ言うキーボードが好きなのだ。

でもなあ。
10,000円あったらなんかもう一寸他の素敵で価値的なモノが買えたんじゃないかと思わないでもない。