2021/04/05

ライウィスキー

ウィスキーが高ぇ。

私は酒は余り呑まないので、一寸はマシな酒を買ったとしても、年間で考えるなら酒に消える金も酒呑みの家計に比べればタカが知れていると言っていいと思う。
スコッチを主に呑むんだけれども、たまにバーボンの気分になって、以前はブラントンをよく買ってたんだけど。
ブラントン、今 8,000円 ぐらいするのな。
昔は安いとこで買って 3,500円 ぐらいの感じだったんだけど、2-3年前ぐらいに買ったときは慥か 5,000円 ぐらいになってて「高ぇなあ」と思ってたんだけど。
8,000円 て。高くなって買えなくなったでお馴染みのマッカラン12年の方が安いやん。
他の甘くてシットリ系のバーボンも、ブラントン程ではないにしても値上がり傾向。
ううむ。
正直 3,500円 も出したら神の味がするソーマが買えてお釣りが来たような時代の感覚が抜け切ってないので、ウィスキー 1本 に 3,500円 出すってのは、今日においても私にとっては奮発する部類に入るのだ・・・。

つうことで、バーボンから目先を変えてライウィスキーでなんかええのんないかいやと思ったけど、ライウィスキーもめっちゃ高くなってる・・・。
エズラブルックスのライ版が 2,500円 ぐらいで、値段的に買えそうなのがこれかジムビームのライ版ぐらいだったので、呑んだことないけどしゃあなしで買って帰る。

アメリカンはロックグラスと決めている。
注いで舐めてみる。
ううむ・・・まあバーボンやね。
ボディ控えめ、ちょいドライかつ若干甘め、ぐらいの感じ。
ライっぽさはあるけど、あんまし強く出てない感じ。
一口呑んで「あ、これライウィスキーですやん」とはならんかな。
ワイルドターキー8年とかの方がまだライを感じたような気がする。
普通のバーボンと言われて出されても私なら気付かん自信ある。
まあ私の舌だとブレンデットのスコッチと言われて納得する可能性もあるけど。

呑み易いし悪くないけど、イマイチ決め手に欠ける感じ。
ゴリゴリのバーボンでもゴリゴリのライウィスキーでもない感じ。
普段スコッチ呑んで、ちょい他のをってときにわざわざコレを選ぶかと考えると、まあ選ばんかな。
このどっちつかずさがカクテルベースには良さげなので、ニューヨークにでもするか。

加水していくと甘さが目立ってくるけどトゥワイスアップまで行くと何の味もしなくなる。
味の傾向としては、「夏場のハイボールにピッタリ」と謂われる系のウィスキーと似た感じだと思うけど、私はハイボールをあんまり飲まないのでよく判らない。

つうことで、次からは素直に甘バニラ系のを探すか。
バッファロートレースとか、或はちょいライ感のあるオールドグランダッド辺りなら今のところはそんなには高騰してないし。
でもブラントンからするとちょい落ちる感じはするんよな・・・。